偽造品はほぼあらゆる製品カテゴリーで見られます。スニーカーの「コピー」や模造ハンドバッグのように、偽造品は人を騙すためのものもあるかもしれませんが、多くの場合は、偽造品にお金を使わせるためだけのものです。TechPowerUpのGPU-Zユーティリティを使えば、実際よりもはるかに優れた性能を謳う偽のNVIDIAグラフィックカードを発見できます。
TechPowerUp は、GPU-Z のリリース ノートで、このなりすまし防止機能に関する取り組みについて説明しています。
GPU-Zが偽造NVIDIAグラフィックカード(つまり、箱に記載されているGPUが実際には搭載されていないカード)を検出する機能に重点的に取り組みました。GPU-Zは現在、グラフィックカード名フィールドの先頭に「[FAKE]」を追加し、注意を促す三角形を点灯させます。この機能は対応GPU(変更履歴に記載)と上位互換性があるため、例えば、実際にはGK106 GPUを搭載している偽造RTX 2060も検出できます。
GPU-Zもアップデートされ、Turing固有の機能が追加されました。これにより、RTX 2000シリーズカードで使用されているBIOSの抽出、同じグラフィックカードで使用されている独立ファンの監視、HDMIおよびDisplayPort接続に関する詳細情報の表示が可能になります。その他の最近の変更はバグ修正に重点を置いており、Valve Anti-Cheatの問題を修正したものや、新ドライバーを搭載したカードのRadeon RX 400 GPU使用率モニタリングを修正したものなどがあります。
GPU-Z の最新リリースは、TechPowerUp の Web サイトでご覧いただけます。
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