Joey Castillo氏によるOpen Book Projectは、誰でも自分ではんだ付けして使えるように設計された、オープンソースのDIY電子書籍プロジェクトです。このプロジェクトは以前から存在しており、以前のバージョンは、新しいArduinoボードやAdafruit Featherボードによく搭載されているSAMD51プロセッサをベースにしていました。しかし、最近のツイートで、Castillo氏は4ドルのRaspberry Pi Picoをベースにしたバージョンの初期レンダリングを公開しました。
まず最初に驚くのは、Open Book Abridged EditionのPCBの精緻さです。PCBのシルクスクリーン印刷から、各コンポーネント、Raspberry Pi Picoで使用されているGPIOピン、そしてプロジェクト自体の詳細まで、様々な情報が得られます。
4.2インチの電子ペーパーディスプレイ、micro SDカードストレージ、内蔵バッテリー充電ソリューションを備えたOpen Book Abridged Editionは、ボード上部にRaspberry Pi Pico用のスペースを備えています。このスペースはPicoのキャスタレーションエッジに合わせて設計されており、ヘッダーピンを必要とせずにPCBに直接はんだ付けできます。
これはただの電子書籍リーダーでしょうか?基本的にはそうですが、Open BookはI2CとSTEMMAコネクタを使用する外部コンポーネントと併用できるため、センサーベースのプロジェクトのディスプレイとしても使用できます。
オープンブックはもう何バージョンもデザインしてきました。執着と言ってもいいくらいです。何かを追い求めているんです。組み立てやすく、理解しやすく、アクセスしやすく、便利なガジェットを。でも、学べば学ぶほど、それぞれの試みのどこが足りないのかが見えてきます。さあ、今回の作品がどう足りないのか見てみましょう🙃 pic.twitter.com/GjUq6SuemB 2021年2月1日
Raspberry Pi Pico バージョンの価格や入手可能性についての詳細は不明ですが、このボードの以前のバージョンは Tindie で 15 ドルで販売されています。もちろん、その後は独自のコンポーネントを調達する必要があり、Castillo はプロジェクトの GitHub ページの部品表 (BOM) にそのコンポーネントをリストしています。
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レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。