Microsoftは昨日、Windows Insider ProgramのFastリングメンバー向けにWindows 10 Insider Preview Build 18970をリリースしました。小規模なアップデートに重点を置いた以前の多くのリリースとは異なり、今回のリリースでは2 in 1デバイス向けの新しいタブレットエクスペリエンスという、やや大きな変更が加えられています。
Microsoft は発表の中で、プレビュー ビルド 18970 では Windows 10 のタブレット エクスペリエンスが次のように変更されると述べています。
- タスクバーのアイコン間の間隔を広げました。
- タスクバーの検索ボックスがアイコンに折りたたまれました。
- ファイル エクスプローラーはタッチに最適化されたレイアウトに切り替わります。
- テキスト フィールドをタップすると、タッチ キーボードが自動的に起動します。
ちょっとしたQOL(生活の質)向上は大したことないように思えるかもしれませんが、タスクバーをタップするといった日常的なタスクに影響するとなると、ユーザーエクスペリエンス全体に予想以上の影響を及ぼしかねません。「千切れ死」という言葉が頭に浮かびます。Microsoftは、2 in 1デバイスの全体的な印象を向上させるために、こうした小さな傷(あるいはこの場合は不快感)を可能な限り解消しようとしているのです。
マイクロソフトによると、新しいタブレットエクスペリエンスは現在、プレビュービルド18970の一部のユーザーに限定されており、変更の「品質を評価」するためとのことです。同社はフィードバックハブを通じて、アップデートのこの側面に関する意見を募りました。プレビュービルドでは、7月31日に予告した新しいクラウドリカバリオプションも導入され、Cortanaの新しいチャットベースのユーザーインターフェースの展開が拡大され、以前のビルドで発生していたいくつかの問題も修正されました。
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ナサニエル・モットは、Tom's Hardware US のフリーランスのニュースおよび特集記事ライターであり、最新ニュース、セキュリティ、テクノロジー業界の最も面白い側面などを扱っています。