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メーカーがTinyPICOボードを使ってゼロからユニバーサルリモコンを作成

必要なリモコンが見つからない?お気持ちはよく分かります。たくさんのデバイスを使っていると、リモコンを1つや2つ失くしてしまうのはよくあることです。でも、わざわざユニバーサルリモコンを買う必要なんてありません。全く独自のデザインでゼロから作れるんですから。Cello-mikeさんはまさにそう考えて、TinyPICOを使ったユニバーサルリモコンプロジェクトを作成したようです。ちなみに、このボードはRaspberry Pi Picoではなく、ESP32ボードを使用しています。

リモコンは画面付きの小さな箱のような形をしています。カスタムインターフェースで、操作したいデバイスを選択できます。側面には4つのボタンと、音量などの段階的な設定に使えるロータリーエンコーダーが付いています。さらに、室内のスマートライトを調整する機能も搭載されています。

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TinyPICO リモート
(画像提供:Cello-mike)

TinyPICOボードを選んだのは、主にその小型さが理由です。ボタンやロータリーエンコーダなどの追加コンポーネントを接続するためのプロトボードが付属しています。多くのプロジェクトでは3Dプリント製の筐体が使用される傾向がありますが、Cello-mike氏はこのシェルを木工で作ることにしました。新しいリモコンを家具と調和させるため、彼は上質なクルミ材をシェルに使用しました。

UIはAdafruitのグラフィックライブラリを使用して作成されました。インターフェースはゼロから作成する必要があり、完成までにかなりの時間を要したようです。Cello-mike氏によると、GUIの設計で最も困難だったのは、ボタンを押したときにどのデバイスが選択されているかを示すハイライト機能だったそうです。

このプロジェクトをもっと詳しく知りたい方は、Redditに投稿された元のスレッドをご覧ください。もっと多くのメイカーズプロジェクトからインスピレーションを得たい方は、毎月更新されているRaspberry Piのおすすめプロジェクトリストをご覧ください。

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