Oculusは本日、10月に開催されたOculus Connect 4で発表されたOculus Venuesアプリケーションをリリースしました。Oculus Venuesは、世界中の友人、家族、そして見知らぬ人々とライブイベントをリアルタイムで共有できるマルチユーザーVRアプリケーションです。
Oculusは、無制限の収容人数のVRイベントプラットフォームに挑戦する最初の企業ではありません。2年前、AltspaceVRはライブバーチャルパフォーマンスを無制限に複製できるFrontRowテクノロジーを発表しました。Oculusは異なるアプローチを採用しました。ステージ上のパフォーマーのすべてを仮想化するのではなく、Oculus Venuesはイベントからのライブビデオフィードを取得し、仮想スタジアムに表示します。観客はそこで着席してショーを楽しむことができます。
Oculus Venuesでは、2種類の座席タイプをご用意しています。スタジアム席でアバターの群れと一緒に座ることも、一人でプライベートな鑑賞体験を楽しむこともできます。また、迷惑なユーザーの音声をミュートまたはブロックできるツールや、嫌がらせをするユーザーを報告できるツールも搭載されています。
OculusはVenuesがRiftプラットフォームに導入されるかどうか、またいつ導入されるかについては明らかにしていませんが、GoスタンドアロンヘッドセットとGearVRモバイルヘッドセットではすでに利用可能です。Oculus初のVenueイベントは、今夜午後7時30分(太平洋標準時)にレッドロックス・アンフィシアターで開催されるヴァンス・ジョイのコンサートで幕を開けます。Oculusは、この夏を通して楽しめるVenueイベントを多数用意しており、コンサート、メジャーリーグの試合、ライオンズゲート製作の長編映画など、盛りだくさんの内容となっています。
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