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Intel Rocket Lake-Sエンジニアリングサンプルが早期に登場

フロリダ州オーランドのケープカナベラルでのロケット打ち上げの様子。

フロリダ州オーランドのケープカナベラルでロケット打ち上げの様子。(画像提供:アラン・イグナザック/Shutterstock)

Intel の Comet Lake-S チップはまだデビューしていないが、一方で、ハードウェア リーカーの @_Rogame によって発見されたリークにより、Rocket Lake CPU のエンジニアリング サンプルがすでに水面から顔を出している。 

[RocketLake-S]純正 Intel(R) CPU 0000 @ 1.80GHz8C/16T 1.8GHz ベースIntel Corporation RocketLake S UDIMM 4L ERB pic.twitter.com/hKiR7QgKEx 2020年4月15日

情報量は多くありませんが、データシートによると、問題のチップはハイパースレッディングに対応した8つのCPUコアを搭載しています。Comet Lake-Sは最大10コアですが、Rocket Lake-Sの噂の仕様では最大8コアとなっています。しかし、Rocket Lake-SはついにIntelのデスクトップCPUラインナップにアーキテクチャの変更をもたらすと予想されています。まだリリースされていないComet Lake-S CPUでは、Intelは2015年の第6世代Skylake以来採用されているのと同じ基本設計を引き続き採用するでしょう。

今週発見されたこの Rocket Lake-S チップのクロック速度は、ベースクロックとブーストクロックの両方で 1.8 GHz と記載されていますが、最終製品を代表するには低すぎます。 

しかし、真の疑問は、Rocket Lake-Sが14nmから10nmに移行するかどうかです。現時点では、全く分かりません。プロセスノードが14nmのまま、Intelがティックトック方式の製品サイクルに戻る中で、アーキテクチャが変更されても不思議ではありません。しかし、Intelは14nmプロセスから最大限の力を引き出そうとしているため、アーキテクチャとプロセスノードの両方のアップデートが切実に必要です。

これはRocket Lake-Sに関する最初のリークではありません。これまでにも、Xe統合グラフィックス、PCIe 4.0、Thunderbolt 4などに関するRocket Lake-Sのリークがありました。 

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Niels BroekhuijsenはTom's Hardware USの寄稿ライターです。ケース、水冷システム、PCの組み立てレビューを担当しています。