Raspberry Piにはレトロゲーム用のビルドが豊富にありますが、最も楽しい点の一つは、ビルドを適切なケースに収納することです。メーカー兼木工職人のMw33212氏が作成したこのプロジェクトでは、Raspberry Piを美しい手作りの木製ケースに収め、ディスプレイ用の丸型LCDパネルを2枚備えています。
Mw33212によると、このプロジェクトは10mm厚のウォールナット、メープル、インド産ローズウッドで作られているそうです。この形状はJ83と呼ばれ、基本的には凸多面体の集合体である「ジョンソン立体」の一つで、三減菱二十十二面体と説明されています。この形状を何と呼ぶにせよ、美しいケースデザインを実現し、ゲーミングリグに必要なものをすべてすっきりと収納できます。
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この場合、Mw33212はRaspberry Pi 4を使用して、Nintendo 64をエミュレートできると思われるレトロゲームプラットフォームを実行しています。お手持ちの機種や好みに応じて、Raspberry Pi 4を3B+やZeroなどに簡単に交換できます。Raspberry Pi本体に加えて、オーディオ出力用のスピーカー4基、複数のモニタードライバボード、冷却用のファン2基、そして特に注目すべきは、解像度800 x 800ピクセルの3.4インチ円形LCDパネル2枚が搭載されています。
レトロゲームのエミュレーションはRetroPieまたはLakkaで処理できます。Mw33212は、円形LCDパネルの効率性を検証しましたが、多くのゲームではあまり効果的ではないことが判明しました。画面中央に注目が集まるゲームでは概ね使用できますが、隅のアイコンに依存するゲームではほとんどプレイできません。
このようなRaspberry Piプロジェクトを自分で作ってみたい方、あるいは組み立て方をもっと詳しく知りたい方は、Redditに投稿された元のスレッドで製作プロセスを詳しくご覧ください。Mw33212をフォローして、他にも素敵な木製Raspberry Piプロジェクトや、このプロジェクトの今後のアップデート情報をご覧ください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。