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AMDのロードマップは2018年までに3つのGPUを発売することを示唆

クレジット: AMD

(画像提供:AMD)

AMDは、将来のGPUに関する最新のロードマップを公開しました。同社はPolarisの発売当初の展開が遅いと批判されてきましたが、今回のロードマップを見る限り、同社の開発ペースは加速しつつあるようです。

AMDが今年後半にPolarisを発売する計画であることは既に明らかになっています。同社によると、Polarisはワットあたり最大2.5倍の性能向上が見込まれていますが、最初の製品はノートパソコンをターゲットとしています。Polarisがハイエンドデスクトップ市場にいつ投入されるかは不明ですが、AMDのロードマップのスライドを見ると、投入されたとしても短期間で終わる可能性が高いようです。 

スライドによると、2017年初頭にはHBM2メモリを搭載した最初のVega GPUが登場する予定です。グラフには曲線は描かれていませんが、VegaがPolarisより上位に位置していることを考えると、28nm GPUと比較してワットあたりの性能が3.5倍から4倍になると推測できます。

さらに、AMDのスライドによると、Vegaの後継となるNaviはさらに優れた効率性を備え、2018年初頭に発売される予定です。スライドによると、Naviには未知の「次世代メモリ」技術が採用されるとのこと。また、Naviはスケーラビリティも備えているとのことですが、文脈が不明なため、それが何を意味するのか推測するのは困難です。

これは単なるロードマップであり、変更される可能性がありますが、AMD が今後数年間に何を計画しているかを少し垣間見ることができます。

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