タスクを着実に進めることは、生産性向上に不可欠です。特に在宅勤務ではなおさらです。しかし、一日を通して進捗状況を追跡するプロセスを少しでも楽にできたらどうでしょうか?メーカー兼開発者のDan Ionescu氏は、まさにそれを実現しようと、この素晴らしいRaspberry Pi Pico Wプログレスバープロジェクトを開発しました。このカスタムLEDプログレスバーはGoogleカレンダーと連携し、今後の予定を一目で確認できます。
イオネスク氏はこのプロジェクトの作成に時間をかけただけでなく、自宅で再現したい人のために、完全な組み立てチュートリアルも公開しています。セットアップには、Raspberry Pi Pico WにLEDストリップを接続します。Googleカレンダーと連携するにはインターネット接続が必要です。カレンダーの予定は、ストリップ上に色付きのセクションとして表示されます。
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Ionescu氏によると、彼はVeebchという別の開発者が作成したHometimeという類似プロジェクトを参考に開発を始めたとのことです。彼はゼロから始めるのではなく、GitHubにあるVeebchのオリジナルリポジトリからWi-Fi機能を追加したフォークを作成することにしました。これにより、プロジェクトはよりユーザーフレンドリーになり、家庭内でのセットアップも容易になります。Ionescu氏のWi-Fi対応フォークもGitHubで公開されています。
このプロジェクトを再現するのにそれほど多くのハードウェアは必要ありませんが、Wi-Fi対応のデバイスが必要です。Ionescu氏は今回、小型で手頃な価格のRaspberry Pi Pico Wを使用しています。ただし、もし手元にPi Zero Wのような大型のRaspberry Piがあれば、そちらを使用することもできます。このプロジェクトで使用したLEDストリップは、長さ1メートルのSeeed Studio WS2812BデジタルRGB LEDフレキシストリップです。
コードの詳細な説明はプロジェクトページで公開されています。Ionescu氏は、指定されたアカウントのGoogleカレンダーから予定データを取得すると説明しています。このストリップはスケジュールを解釈し、LEDストリップ上の各時間ブロックを表す色の列を表示します。そして、ストリップ上のLEDを点灯させることで、一日を通してカレンダーの進捗状況を確認できます。
この Raspberry Pi プロジェクトを詳しく見て、どのように動作するかを確認したい場合は、Hackster のビルド ガイドを確認してください。また、このプロジェクトの最新情報や今後のクールな作品については、Ionescu をフォローしてください。
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