ドローンを自作したい気持ちはあるけれど、いつ始めればいいか分からなかったという方、これがきっかけかもしれません。メーカー兼開発者のArtur Pękosz氏は、私たちのお気に入りのシングルボードコンピューター、Raspberry Piを使って、 Lahn Cinewhoopと呼ばれるカスタムドローンを開発しました。他のホビー用ドローンと全く同じように動作し、FPVゴーグルを使って遠隔操作することも可能です。
このドローンは、BetaFPVから購入したフレーム、フライトコントローラー、モーターを使って組み立てられました。ビデオフィードを操作するために、Raspberry Pi Zero 2 Wも搭載されています。こうして完成したのが、飛行中の映像や動画を撮影できる、クールなCinewhoopスタイルのドローンです。「Cinewhoop」という言葉をご存知ない方のために説明すると、これは映像を録画するために設計された特定のカテゴリーのドローンを指します。
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ドローンのフレームに加えて、追加のPiハードウェアを取り付けるための部品が必要でした。この問題を解決するために、Pękosz氏はカメラとPi Zeroを固定するためのカスタムマウントブラケットを設計し、3Dプリントしました。製作に使用したファイルはすべてダウンロード可能で、自宅で3Dプリントして使用できます。
Hackadayのプロジェクトページにはハードウェアの完全なリストが掲載されていますが、ここでは使用機材の概要を簡単にご紹介します。LiteRadio 2 SE無線送信機とF4 1S 12A AIOブラシレスフライトコントローラーを使用しています。ドローンにはLEDも搭載されており、Raspberry Pi Zero 2 Wに接続されています。Raspberry Pi Zero 2 Wは、 Raspberry Piカメラモジュール3を使用してビデオサポートを担当しています。
カメラモジュールからのビデオ入力をキャプチャし、FPVゴーグルに出力するソフトウェアは、Pękosz氏がこのプロジェクト専用にPythonで作成したものです。これらのファイルはオープンソースで、Hackadayから誰でもダウンロードできます。このRaspberry Piプロジェクトの実際の動作を確認したい場合は、 YouTubeでドローンのデモ動画をご覧ください。
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