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トランプ大統領、アップルのクック氏が関税について「良い主張」をしたと発言

アップルCEOティム・クック氏 写真提供:SAUL LOEB/AFP/Getty Images

Apple CEO ティム・クック(画像提供:SAUL LOEB/AFP/Getty Images)

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は金曜夜、ドナルド・トランプ米大統領と会談し、トランプ大統領は記者団に対し、関税の対象となりながらサムスンと競争することへの懸念を伝えたと語った。

ブルームバーグによれば: 

トランプ氏は、クック氏がアップル製品が輸入関税の対象になった場合、サムスンとの競争が困難になるという「説得力のある主張」をしたと述べた。「非常に説得力のある議論だったと思う」

さらにトランプ大統領は記者団に対し、「関税を払っていない非常に優れた企業と競争している場合、アップルが関税を支払うのは難しい」と語った。

カリフォルニア州クパチーノに本社を置くアップルは、製品の大半を中国で生産し、米国をはじめとする市場に輸入している。一方、サムスンは主に韓国本国とベトナム、そして東南アジア諸国で生産しているため、同社のノートパソコン、スマートフォン、その他のデバイスは、アップルと同様に関税の対象とならない。

会議に先立ち、アップルは米国で直接9万人の従業員を雇用し、企業と協力して米国で240万人の雇用を支えていると宣伝した。

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Appleは今年後半に新型iPhoneとApple Watchを発表するとみられており、新型ノートパソコンも噂されている。