
Samsung DisplayはCES 2025で、数々の新しいフレキシブルOLEDディスプレイソリューションを発表しました。同社の革新的な展示の中でも特に目玉となるのは、「世界初の18.1インチ折りたたみ式」と謳うモニターでしょう。このデバイスには派手な名前はついていませんが、Samsung Displayは「タブレット?ラップトップ?モニター?その3つすべて!」と謳っています。つまり、他社がコンシューマー製品に組み込むことを想定して設計されたようです。同社はまた、スマートデバイスに最適な選択肢となりそうな、巻き取り式またはスライド式のディスプレイを3種類展示しました。
18.1インチの折りたたみ式デバイスは、ユーザーの要望に応じて13.1インチに折りたたむことができます。デモではWindowsが動作している様子が確認できたため、最初の搭載機種の一つは、2023年にレポートしたHP Spectre Foldableのような17インチ折りたたみ式デバイスの後継機となる可能性があります。ASUSなどの他のPCメーカーも、Samsung Displayの17インチ折りたたみ式OLED技術をベースにしたデバイスを製造しています。
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サムスンのロール式(同社ではスライド式と呼んでいる)
このタイプのスクリーンはついに本格的な市場投入の準備が整ったのでしょうか?Samsung DisplayはCESで、デバイスメーカー向けに3種類のスライド式スクリーンオプションを披露しました。ちなみに、新年を前にリーク情報で発見された、ロール式スクリーンを搭載したLenovo ThinkBook Plusがついに一般向けに発売されるというニュースはすでにお伝えしています。
SamsungのFlex Soloは、コンパクトな13インチからユーザーの好みに合わせて17.3インチまで拡張できるため、この種のノートパソコンに最適です。ただし、同社はこれをスタンドアロンデバイスとして展示しました。
より小型のディスプレイでは、Samsung Displayは、画面サイズが8.1インチから12.4インチまで広がるSlidable Flex Duetと、コンパクトな5.1インチから6.7インチまで垂直に広がるSlidable Flex Verticalを発表しました。後者はスマートフォンに最適な選択肢のように思えます。この巻き取り式は、完全に広げた際に折り目がつかないなど、折りたたみ式よりも優れた性能を発揮することを期待しています。
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マーク・タイソンはトムズ・ハードウェアのニュース編集者です。ビジネスや半導体設計から、理性の限界に迫る製品まで、PCテクノロジーのあらゆる分野を網羅的にカバーすることに情熱を注いでいます。