
CES開催が迫っており、例年通り、IntelとAMDは、低価格帯のnon-K / non-Xプロセッサファミリーと、手頃な価格のマザーボードを発表すると予想されています。ハードウェアデータアグリゲーターのmomomo_us on Xが、来月発売予定のIntel Arrow Lake non-Kプロセッサの箱を公開しました。このずんぐりとしたデザインから、Kシリーズにはない標準クーラーが付属していると思われます。もっとも、アンロックチップにシンプルなクーラーを使うことはまずないでしょうが。
公開された画像を確認すると、IntelはCore Ultra 9 285、Core Ultra 7 265/F、Core Ultra 5 245/Fという合計5種類のSKUを準備していることがわかります。もちろん、これらは65Wモデルと、それぞれのiGPU非搭載モデルのみです。Intelはまた、TDP 35WのArrow Lake Tシリーズも発表すると予想されています。噂されているベンチマークテストでは、少なくともGeekbenchでは、Core Ultra 9 285がi9-14900Kを上回っています。今回のリークではCore Ultra 3 200シリーズについて何も言及されていないのは少し残念ですが、後日発売される可能性もあります。
プラットフォームサポートの点では、AM5は依然としてLGA 1851よりも優位に立っています。IntelはLGA 1851の将来世代をサポートする予定があるかどうかまだ発表していませんが、AMDは2027年までのサポートを約束しており、これは2年ごとのリリースとなるZen 6のリリースにちょうど間に合うタイミングです。同様に、低価格帯のB650製品は価格が下落しているため、Intelは予算重視の顧客を自社プラットフォームに引き付けるための確固たる基盤を必要としています。
そして、Arrow Lakeのパフォーマンスの不安定さという明らかな問題があります。Intelはほとんどの問題に対処しましたが、残っているいくつかの問題は1月に解決される予定です。Nova LakeはIntelの次期デスクトップ向け主要製品として2027年に発売される予定です。Arrow LakeとNova Lakeの間には、Panther LakeやWildcat Lakeといったモバイル専用の世代がいくつか存在します。Panther LakeをLGA 1851に移植することは理論的には可能ですが、Intelまたはリーク情報提供者からの情報、どちらか早い方からの情報を待つことにしましょう。
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ハッサム・ナシルは、長年の技術編集者兼ライターとしての経験を持つ、熱狂的なハードウェア愛好家です。CPUの詳細な比較やハードウェア全般のニュースを専門としています。仕事以外の時間は、常に進化を続けるカスタム水冷式ゲーミングマシンのためにチューブを曲げたり、趣味で最新のCPUやGPUのベンチマークテストを行ったりしています。