正直なところ、CorsairのCrystal 280Xシャーシをプレスリリースで初めて見たときは、それほど感動しませんでした。特に空のケースの画像では、このMicro-ATX/Mini-ITXシャーシの真価が伝わらないのです。
ホワイトとブラックの2色展開で、RGBファンとコントローラー付き(160ドル)とコントローラーなし(110ドル)の2種類が用意されており、天面、前面、側面に強化ガラスを採用した、縦長で幅広のケースです。つまり、ここ数年で見てきた他のケースと同様に、ガラスとRGBを組み合わせたケースと言えるでしょう。
しかし、Crystal 280Xは幅が広いため、電源、ストレージ(3.5インチドライブ最大2台と2.5インチドライブ最大3台)、そして見苦しい配線をケース右側の収納スペースに隠すことができます。そのため、マザーボード、クーラー、グラフィックカードといった美しいパーツはそのまま露出します。念のため言っておきますが、これも新しいものではありません。
もしかしたら、Corsairのビルドと、RGBモデルに付属するLL120 RGBファン2基が同社のiCUEソフトウェアと同期していたことが、その決め手だったのかもしれません。しかし、ComputexのCorsairブースで展示された完成システムは、Corsair Crystal 280Xのことを初めて聞いた時の期待の低さを改めて痛感させられました。デザイン面では画期的な製品ではないかもしれませんが、Corsairは現在のケーストレンドを洗練させ、特にRGBストリップ(別売)と組み合わせることで、驚くほど魅力的な外観を実現しました。
次回の自作PCを美しく見せてくれるコンパクトなケースをお探しなら、Corsair Crystal 280X を候補リストに加えておくと良いかもしれません。現在発売中です。お持ちのパーツリストがこのケースと互換性があるか確認するために、Corsair から直接提供された仕様リストをご覧ください。
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行0 - セル0 | クリスタル 280X RGB | クリスタル280X |
マザーボード | MATX、Mini-ITX | MATX、Mini-ITX |
外観 | 強化ガラス3枚(ルーフ、フロント、サイド) | 強化ガラス3枚(ルーフ、フロント、サイド) |
冷却 | LL120 RGBファン2個 | Corsair 120mmファン2個 |
照明制御 | Corsair Lighting Node Pro デジタル RGB 照明コントローラー付属 | 該当なし |
ファンマウント | フロント2x 120mm、ルーフ2x 140/120mm、フロア2x 140/20mm | フロント2x 120mm、ルーフ2x 140/120mm、フロア2x 140/20mm |
ラジエーター容量 | フロント最大240mm、ルーフ最大280/240mm、フロア最大240mm | フロント最大240mm、ルーフ最大280/240mm、フロア最大240mm |
ドライブベイ | 2x 3.5インチ、2x 2.5インチ | 2x 3.5インチ、2x 2.5インチ |
最大GPU長 | 300mm | 300mm |
希望小売価格 | 159.99ドル | 109.99ドル |
子供の頃にマテルのアクエリアスで苦労した後、マットは1990年代後半に初めてPCを組み立て、2000年代初頭にはPCの軽度の改造に着手しました。過去15年間、スミソニアン、ポピュラーサイエンス、コンシューマー・レポートで新興技術を取材する傍ら、Computer Shopper、PCMag、Digital TrendsでコンポーネントやPCのテストを担当してきました。