42
Raspberry Pi 猫用ドアベルが猫の鳴き声を感知

猫に親指があったらどんな奇行を見せるのだろうと想像するだけでも大変なことですが、メーカー兼開発者のTennis Smith氏がRaspberry Piで開発したIoT猫用ドアベルのおかげで、ドアをノックする機能でさらに奇行を加速させることがついに可能になりました。その名の通り、猫が家の中に入りたい時に知らせてくれるのです。

このシステムは、マイクを使って「ニャー」という鳴き声を拾う仕組みです。猫はノックする代わりに、得意技、つまり、中に入れてもらえないかと必死に鳴くだけで済みます。PiはAIを使って他の音から「ニャー」という鳴き声を検知します。「ニャー」という鳴き声だと判断されると、スミスさんの携帯電話にテキストメッセージを送信し、そのことを知らせます。

画像

1

3

ラズベリーパイ
(画像提供:Tennis Smith)

Raspberry Piはドアの横に設置され、USB-RJ45変換アダプターを介してCAT5ケーブルでマイクに接続されています。ドアベルは猫の目の高さに設置された小さな箱で、マイクが内蔵されています。箱の底には穴が開いており、マイクが猫の鳴き声を拾いやすくなっています。

このプロジェクトのコードは完全にオープンソースで、誰でも自由に利用できます。Smith氏によってPythonで記述され、AWS CLIと統合されています。設定を再現するには、AWSアカウントが必要です。Smith氏はGitHubで、猫用ドアベル用にAWSを設定する方法について詳しく説明しています。

このRaspberry Piプロジェクトを再現したい方、あるいは組み立て方を詳しく知りたい方は、GitHubの公式Raspberry Pi IoT猫用ドアベルプロジェクトページをご覧ください。Smithをフォローして、このプロジェクトに関するその他の興味深いプロジェクトや今後のアップデート情報もぜひご覧ください。

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。