インテルは火曜日の電話会議で、同社のワイヤレスディスプレイ(WiDi)テクノロジーのバージョン3.5で導入される新機能を発表しました。また、WiDi 3.5は、Wi-Fi Allianceが策定した新しいWi-Fi Certified Miracast認証をサポートすると発表しました。この認証は本日から有効になると報じられています。
現在、インテルのWiDiはフルHD、HDCP2、DVD、Blu-ray、5.1サラウンドサウンドをサポートしています。インテルによると、これまでにWiDi搭載のノートパソコンは3,000万台以上出荷されています。
WiDi 3.5の大きなニュースは、Miracastをサポートしたことです。WFA(世界放送協会)によると、この認証を取得したWi-Fiデバイスは、ケーブルや既存のWi-Fiネットワークへの接続を必要とせず、デバイス間でオーディオとビデオコンテンツを配信できます。これらのデバイスは無線で直接接続するため、例えばスマートフォンユーザーは、ケーブルを使わずに映画を対応するHDTVに直接ストリーミングできます。
「デジタルホームでは、有線がWi-Fiに取って代わられつつあります」とWFAは述べています。「2011年には10億台を超えるWi-Fiデバイスが出荷され、ABIリサーチ社は今後4年間で消費者向けデバイスの年間成長率を30%以上と予測しています。2011年、Wi-Fiアライアンスは1,500台近くのデジタルホームデバイスとモバイルデバイスを認定しました。」
対応WiDiデバイスをお持ちのお客様は、ノートパソコンの画面を会議室のプロジェクターに直接共有し、リアルタイムで共同作業を行うなど、様々な用途でご利用いただけます。現在、Intel WiDi搭載デバイスには、LG、Samsung、東芝が製造するウルトラブック、ノートパソコン、AIOコンピューター、HDTVなどがあります。また、IntelのWiDiテクノロジーを搭載したセットトップボックスやアダプターも販売されています。
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