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BasemarkがVRScoreベンチマークツールをリリース、コンシューマー版は第2四半期にリリース予定

Basemarkが待望のVRベンチマークツール「VRScore」をついにリリースしました。PCのVR対応状況を評価できます。このベンチマークスイートには、システムの性能を評価するパフォーマンステストと、HMDの表示持続時間を測定するレイテンシテストが含まれています。

BasemarkはCrytekと提携し、仮想現実体験をシミュレートする高解像度アニメーションシーケンス「Skyharbor」を作成しました。VRScoreベンチマークは、Skyharborシーンを実行してGPUとCPUのストレステストを行い、他のハードウェア構成と比較できるスコアを提供します。BasemarkはAMD、Intel、Nvidiaと協力し、このテストがすべてのハードウェアプラットフォームで動作することを確認しました。

Basemarkは、合成ベンチマークテストを含むVRScoreの無料版を提供しています。また、VR HMDのレイテンシーテスト機能を備えた様々な商用版も提供しています。BasemarkがVRTrekと呼ぶこのレイテンシーテストには、Basemarkが開発した特殊なハードウェアが必要です。VRTrekのレイテンシーツールはHMDから発せられる光を検出し、VRScoreソフトウェアは信号が送信された時刻とVRTrekデバイスがそれを検出した時刻を比較します。

Basemarkは1月30日にVRScoreの商用版をリリースしました。ライセンスを取得するには、Basemarkの営業部門にお問い合わせください。同社によると、Basemarkの無料版とプロフェッショナル版は2017年第2四半期に提供開始予定です。  

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