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このRaspberry Pi Zeroカメラは感熱紙を使って写真を瞬時に印刷します
ラズベリーパイ
(画像提供:Spacerower)

デジタル写真が主流の時代ですが、RedditではSpacerowerとして知られるメーカー兼開発者は、Raspberry Piを搭載し、その場で写真が撮れるカメラの開発を続けています。このハンドヘルドPiカメラは、ゼロから開発され、メインボードにはRaspberry Pi Zeroを搭載しています。

Spacerowerによると、使い方はシンプルとのことですが、カメラの製作過程は明らかにシンプルとは程遠いものでした。写真を撮るには、緑のボタンを短く1回押すだけです。ボタンを回すと画像の明るさを調整でき、カメラ背面の小さな液晶画面に表示されます。写真を印刷するには、緑のボタンを長押しします。内蔵のサーマルプリンターで、写真だけでなくシール紙にも印刷できます。

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ラズベリーパイ
(画像提供:Spacerower)

前述の通り、このカメラのメインボードはRaspberry Pi Zeroです。Raspberry Piカメラモジュールに接続して画像を撮影します。画像はEm5820サーマルプリンターで印刷し、240 x 240ピクセルのLCD画面でプレビューできます。また、ロータリーエンコーダーと1200mAhバッテリーを2個搭載しており、持ち運びに便利です。

残念ながら、ソースコードを詳しく見ることはできません。しかし、Printablesでは印刷ファイルとハードウェアの完全なリストが公開されています。プロジェクトスレッドの説明によると、Spacerowerはpicamera2ライブラリを使って画像をキャプチャするためにカスタムPythonスクリプトを使用しプロジェクトの印刷部分をpython-escposというライブラリで管理していることを確認しています。

このRaspberry Pi プロジェクトを詳しく知りたい場合は、 Redditで共有されているスレッド全体を確認してください。さらに詳しい情報については、Printables ページを忘れずにチェックしてください。

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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。