
今朝早く、AMD Radeon RX 8000シリーズGPUのGeekbench OpenCLベンチマークがアップロードされました。このベンチマークは最高級グラフィックカードにも匹敵する性能で、リーク情報筋やウェブ上のメディアの注目を集めました。ハードウェア調査会社BenchLeaksは、この謎の「gfx1201」GPUの仕様の一部を明らかにする複数のエントリを発見しました。
gfx1201デバイスIDは、4月にAMDのROCm検証スイートに登場していました。同じパッチでは、Navi 48が「gfx1201」、Navi 44が「gfx1200」であることが確認されましたが、これらのベンチマークはすべて「gfx1201」のみを対象としているようです。
Navi 48ベースのグラフィックカードは、クロック速度が非常に控えめで、ベンチマークを2.1GHzで完了しました。このグラフィックカードはおそらくエンジニアリングサンプルであるため、クロック速度が低いのはそのためでしょう。既存のRadeon RX 7000シリーズグラフィックカードの中には、ブーストクロック速度が最大2.5GHzに達するものもあります。RDNA 4は、おそらくより新しいノードで稼働するでしょうが、同等の性能、あるいはそれ以上の性能を発揮するはずです。gfx1201グラフィックカードは16GBのメモリを搭載しているようです。残念ながらGeekbenchではメモリの種類や速度は明示されていませんが、GDDR6である可能性が高いです。16GBのGDDR6メモリを搭載しているということは、gfx1201は256ビットのメモリインターフェースを備えていると考えられます。
残念ながら、ベンチマーク結果からは決定的な情報は得られませんでした。しかし、少し奇妙なのは結果のばらつきです。5つの結果のうち4つは予想通りのばらつきでしたが、最も古い、最も低い結果(12,962)は、最新の4つの結果(31,041から33,241)における同じハードウェアの半分以下のパフォーマンスを示しています。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。