AMDがBig NaviベースのRadeon RX 6800/6900ファミリーを発表したのに続き、パートナー各社もグラフィックカードを発表しています。AMDの最も忠実なパートナー企業の一つであるPowerColorは今週、新型Navi 21 GPUを搭載した近日発売予定のRed Devilアドインボード(AIB)を予告しました。
PowerColor の Red Devil グラフィック カードでは通常、電力供給を改善する強化された電圧調整モジュール (VRM) を備えたカスタム プリント回路基板 (PCB) が使用され、また、強力なオーバークロックの可能性とともにより高いクロックを可能にするカスタムのハイエンド冷却システムが使用されています。
これは、PowerColorがTwitterページで予告した、近日発売予定のPowerColor Red Devil Radeon RX 6800 XTビデオカードにも当てはまるようです。メーカーはカード本体のデモは行いませんでしたが、スケッチを公開しました。スケッチには、3基のファンとバックプレートを備えた巨大なクーラーを備えた大型(おそらく3倍幅)グラフィックボードが描かれています。PowerColorのRed Devil RX 6800 XTは、AMDのリファレンスデザインと比較して、より高いクロック周波数を実現すると予想されます。
AMD は、11 月 18 日に Radeon RX 6800 (3840 ストリーム プロセッサ、1815/2105 MHz、16 GB GDDR6) および 6800 XT (4608 SP、2015/2250 MHz、16 GB GDDR6) グラフィック カードの販売を開始し、12 月 8 日に最上位の Radeon RX 6900 XT (5120 SP、2015/2250 MHz、16 GB GDDR6) ボードの販売を開始する予定です。
AMD の発売スケジュールを考えると、PowerColor が最初に Radeon RX 6800 XT の Red Devil バリアントを発売し、その後 Navi 21 GPU の Radeon RX 6900 XT バリアントを搭載したさらに極端なものを発表すると予想するのは理にかなっています。
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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。