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AMD、Zen 5 CPUとNavi 3.5グラフィックスを搭載したRyzen 8000 AM5プロセッサを発表
AMD ライゼン 8000
(画像提供:AMD)

AMDは、小売チャネルベンダーとの「Meet the Experts」ウェブキャストにおいて、デスクトップ、特にワークステーションとバリューサーバー向けRyzen 8000シリーズプロセッサの設計における重要な側面を明らかにしました。簡単に言うと、これらのAM5ソケットチップは、次世代Zen 5 CPUアーキテクチャと、Navi 3.5と呼ばれるグラフィックアーキテクチャの段階的アップグレードの両方を採用する予定です。

AMD ライゼン 8000

(画像提供:AMD)

Ryzen 8000シリーズチップの登場が目前に迫っている今、アップグレードや新しいPCの組み立てのためにもう1世代待つだけの忍耐力のある人にとっては、決定的な瞬間が到来したと言えるでしょう。重要なのは、このスライドでAM5が2026年まで継続されることが裏付けられていることです。このままのペースで進めば、AM6と呼ばれるかどうかは定かではないものの、新しいソケットに取って代わられる前に、Ryzenデスクトップはさらに2世代続くことになるかもしれません。

次世代AMD Ryzenデスクトップ向けロードマップによると、現在Ryzen 8000シリーズとして知られているチップは、コードネーム「Granite Ridge」(ノートPC向けは「Strix Point」)になる予定でした。さらに、これらのチップは2つのCCDに最大16個のZen 5 CPUコアを搭載します。また、このSoCにはNavi 3.5 GPUが搭載されます。これは、クロックと効率を向上させるためにNavi 3のダイサイズを縮小したものと推測されますが、機能はほぼ同じです。

新たに公開されたスライドで興味深いのは、AM5向けの現世代Ryzen 7000シリーズプロセッサは「Navi 3.0」グラフィックスを搭載していると主張しているものの、実際には2023年時点で確認されているチップはRNDA 2(Navi 2.x)統合GPUを搭載している点です。このロードマップがより正確になるように、今年後半に更新されるのでしょうか?時が経てば分かるでしょう。

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マーク・タイソンはトムズ・ハードウェアのニュース編集者です。ビジネスや半導体設計から、理性の限界に迫る製品まで、PCテクノロジーのあらゆる分野を網羅的にカバーすることに情熱を注いでいます。