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Oculusは現在、「Oculus Connect 4」への参加申し込みを受け付けています

第4回年次開発者カンファレンス「Oculus Connect」がまもなく開催されます。10月、OculusはVR業界の数百人、いや数千人もの開発者やクリエイターを迎え入れます。しかし、誰でも参加できるわけではありません。参加を希望するなら、Oculusに自分がその資格があると納得してもらわなければなりません。

Oculus Connectカンファレンスは、VR開発者にとって最も重要な年次イベントの一つです。OculusのVRプラットフォームのいずれかで開発の最前線に携わりたいなら、OC4はまさにうってつけの場所です。今年のイベントは10月11日と12日に開催されます。Oculusと親会社であるFacebookは、このイベントで同社の研究開発チームによる最新のイノベーションを発表します。

Oculusはこれまで、Oculus ConnectイベントでHMDのプロトタイプを発表してきました。例えば、最初のOculus ConnectではCrescent Bay Riftのプロトタイプ、昨年のOC3ではProject Santa Cruzを発表しました。今年もまたHMDの発表があると予想されており、正式な製品発表となる可能性もあります。先週、OculusがQualcomm製SoCを搭載したスタンドアロンのモバイルHMDを準備しており、開発者向けに「10月までに」公開され、2018年中に発売されるという報道が出てきました。

Oculus Connectは、VR開発者がアイデアを共有し、他の業界の専門家から新しい技術を学ぶ場です。Oculusは、開発ワークショップやライブコーディングセッションなど、業界の専門家向けに様々な学習セッションを開催しています。また、R&Dチームの知見を共有するプラットフォームとしてもConnectを活用しています。

Oculus Connectは、同社のトップクラスの頭脳陣が、将来に向けて取り組んでいることや、業界の将来像について示唆する場でもあります。OculusのCTOであるジョン・カーマック氏による基調講演に加え、Oculusのチーフサイエンティストであるマイケル・アブラッシュ氏が恒例のプレゼンテーションを行い、今後10年間のVR業界の展望について、克服すべき困難な課題に関する洞察を提供します。

OC4への登録申し込み受付を開始しました。お申し込みはFacebookアカウントでログイン(Facebookアカウントをお持ちでない場合はメールアドレスでもお申し込みいただけます)し、申し込みページの質問にご回答ください。VR分野でのご自身の活動内容と、カンファレンスへの参加がご自身にとって有益だと考える理由をご説明ください。Oculusは今年のConnectへの参加対象者を厳選しております。カンファレンスへの参加資格があると判断された場合、参加登録への招待状をお送りいたします。

Oculus社によると、OC4への参加申し込みは8月11日に締め切られるとのことです。招待を受けた方は、8月21日までに登録を完了すると「早期割引」が適用されます。通常のカンファレンスパスは399ドル、早期割引パスは299ドルです。Oculus社はまた、認定大学の学生および教職員向けに、学生/学術関係者向けのパスを99ドルで提供しています。現在VRプロジェクトを進めている開発者は、「開発者パス」を申請することもできます。Oculus社は、選抜された開発者に199ドルで提供しています。カンファレンスの詳細については、oculusconnect.comをご覧ください。

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ケビン・カルボットはTom's Hardwareの寄稿ライターで、主にVRとARのハードウェアを扱っています。彼は4年以上にわたりTom's Hardwareに寄稿しています。