
クリスマスイブ以降、Ayaneoは近日発売予定の携帯型ゲーム機「Ayaneo 3」に関する情報を次々と公開してきました。中でも最大の目玉は、Ayaneo 3に交換可能なコントロールモジュールが搭載され、携帯型ゲーム機のカスタマイズをかつてないレベルで実現するという点です。携帯型ゲーム機以外では、Victrix Pro BFGコントローラーが同様の設計思想を誇りますが、これが携帯型ゲーム機にも採用されたこと(特にアナログスティックとトリガーに耐久性の高いホール効果センサーが搭載されていること)は、まさに驚異的です。
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コントロールモジュールは交換可能であるだけでなく、自由に反転させることができ、個々のボタンを完全に入れ替えることも可能です。このハイパーモジュラー設計により、Ayaneo 3はコントローラーを使用するほぼあらゆるジャンルのゲームに適しています。例えば、 『ストリートファイター』のような6ボタン格闘ゲームのファンや、レトロなセガのコンソールゲームを楽しむ人は、6つのフェイスボタンモジュールをきっと気に入るでしょう。タッチパッドを活用したモジュールは、特にSteam Inputと併用することで、デスクトップ中心のゲーム体験に適しています。
価格やその他の詳細がまだ発表されていないため、Ayaneo 3がお買い得かどうかはまだ不透明です。しかし、初期ラインナップは非常に柔軟性が高く、Ryzen 7 8840UとOLEDではなく7インチLCDの両方を選択するユーザーにとっては、やや予算重視の選択肢となるかもしれません。ただし、このトレードオフが本当に価値があるかどうかは、価格が明らかになるまでは判断できません。しかし、特にモジュール式の精緻な入力コントロールに特化していることを考えると、来年発売が予想される他のハイエンドハンドヘルド機と競合する可能性は高いでしょう。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。