Twitter で @momomo_us として知られる有名なハードウェアリーカーが、Supermicro の次期 X12DPi-N マザーボードと思われる図と、正体不明の 14 コア、28 スレッドの Intel プロセッサの興味深いベンチマーク結果をツイートしました。
AMDはすでにコンシューマー向けRyzenプロセッサにPCIe 4.0を採用しているため、Intelは既に出遅れていると言えるでしょう。このままでは、PCIe 4.0がIntelのコンシューマー向けプラットフォームに最初に搭載されるのか、それともサーバー向けプラットフォームに最初に搭載されるのか、予測は困難です。
マザーボードの図には、TE ConnectivityがIntel向けに設計・製造しているLGA4189 CPUソケットも示されています。LGA4189ソケットには2つのバリエーションがありますが、X12DPi-Nマザーボードがどちらのバージョンを使用しているかは不明です。
2ソケットのSupermicro X12DPi-Nには、14コア、28スレッド、17.5MBのL2キャッシュと21MBのL3キャッシュを備えた謎のIntelプロセッサが2基搭載されていました。このチップのクロック速度は3GHzで、Micron製の256GB DDR4-3200 RAMと連携して動作していました。
14 コア チップが Cooper Lake-SP ファミリーに属するのか、それとも Ice Lake-SP ファミリーに属するのかは不明です (どちらも LGA4189 ソケットをサポートしています)。
しかし、L2キャッシュが謎を解く鍵となるかもしれません。このプロセッサはコアあたり1.25MBのキャッシュを搭載しているようですが、これは私たちが知るどの構成とも一致しません(Skylake-SPとCascade-SP Lakeはコアあたり1MBです)。Cooper Lake-SPはIce Lake-SPが登場するまでの仮置きであるため、これらのチップは同じL2キャッシュ設計を維持する可能性が高いでしょう。
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SkylakeからIce Lake(14nmから10nm)への移行に伴い、IntelはL2キャッシュをコアあたり256KBから512KBに増強しました。現在、エンタープライズ向け製品も14nmから10nmへの移行を進めているため、IntelがL2キャッシュを再度アップグレードする可能性があります。Cooper Lake-SPがコアあたり1MBを維持すると仮定すると、Ice Lake-SPはコアあたり1.25MBで登場する可能性が高くなります。したがって、推測するに、14コア28スレッドのチップはIce Lake-SPファミリーの製品になる可能性が高いでしょう。