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Windows 10のポップアップがChromeとFirefoxのインストーラーにEdgeを試すように促す

スクリーンショット: ショーン・ホフマンのTwitter

スクリーンショット: ショーン・ホフマンのTwitter

オペレーティングシステムにブラウザがプリインストールされた状態で出荷されることは珍しくなく、ほとんどの人は好みのブラウザをできるだけ早くダウンロードするだけです。しかし、Windows Insider Programのメンバー向けにリリースされた新しいビルドは、Microsoftがこのプロセスを打破しようとしていることを示しています。

Windows 10 バージョン1809では、ChromeやFirefoxをインストールする前にMicrosoft Edgeブラウザを試すようユーザーに促すメッセージが表示されます。表示されるメッセージには、Edgeは「Windows向けに設計された、より高速で安全なブラウザ」であると記載されており、Edgeを起動する明るい青色のボタンと「とにかくインストール」と書かれた灰色のボタンの2つのボタンが用意されています。このような受動的かつ攻撃的なスタイルは、ニュースレターの登録、特定のアプリのダウンロード、その他ポップアップを設定した人物が望む行動を取らせるポップアップで非常によく見られるようになっています。そして今、このスタイルはEdgeの宣伝にも利用されています。

このメッセージは、約20年前にMicrosoftを問題に巻き込んだInternet Explorerのバンドルを彷彿とさせます。当時もMicrosoftは他のブラウザのインス​​トールを阻止していたわけではなく、WindowsユーザーにとってInternet Explorerをデフォルトの選択肢として確立しようとしていただけです。今やMicrosoftは、ChromeやFirefoxのインストールを実際に阻止することなく、ユーザーがこれらのブラウザをインストールする前に介入しようとしています。突然、「迷惑をかける」戦略は、接近禁止命令に違反していないことを意味するため、1,001フィート(約304メートル)離れた場所に立つことに似たものになってしまいました。

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ナサニエル・モットは、Tom's Hardware US のフリーランスのニュースおよび特集記事ライターであり、最新ニュース、セキュリティ、テクノロジー業界の最も面白い側面などを扱っています。