
昨夜遅く、訴訟好きで悪名高い任天堂がついにインディーデベロッパーのPocketpairとその大ヒットゲーム「Palworld」に対して訴訟を起こし、公式サイトで衝撃的な訴訟を発表したことで、ゲームコミュニティ全体に波紋が広がりました。発表内容は以下のとおりです。
任天堂株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:古川俊太郎、以下「任天堂」)は、株式会社ポケモンと共同で、2024年9月18日に、株式会社ポケットペア(本社:東京都品川区東五反田2丁目10番2号、以下「被告」)を相手取り、東京地方裁判所に特許権侵害訴訟を提起しました。
Pocketpairも本日早朝、Twitterと公式ウェブサイトで回答を発表しました。この発表では、Pocketpairが Palworldとの提携で侵害しているとされる特許が何であるかをまだ把握していないことを明確にし、Palworldに対するPocketpairの長期的なコミットメントを改めて表明しています。
これがどのように展開するかは予測が難しいものの、任天堂が特許という切り口を選んだことは非常に興味深い。というのも、ポケモンはモンスターを捕獲するゲームシリーズとしては最初のものではないからだ。単に最も人気があるというだけである。例えば、より大人向けの 「真・女神転生」 シリーズは、初代ポケモンの発売から4年前に始まっている。ポケモンの発売以来、ファンはキャラクターデザインをパルワールド反対の決定的証拠として持ち出してきたが、任天堂は全く異なる切り口をとっているようだ。モンスター収集RPGというサブジャンルにおいて、任天堂がどのような特許を保有しているかを法廷で争う意思があるか次第では、任天堂の主張はより弱まるかもしれない。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。