多くの人が次世代の3D 360度カメラの登場を待ち望んでいますが、熱心な消費者の中にはもう少し待たなければならない人もいるようです。VuzeカメラとソフトウェアのメーカーであるHumanEyesは、主力製品の出荷開始が2017年3月7日になるとメールで発表しました。
当初、同社は2016年第4四半期に出荷する予定でしたが、よくあることですが、何らかの理由で実現しませんでした。HumanEyesは、「最終テストと認証」の完了にかかる時間を過小評価していたと述べています。
メールには、「この決定は軽々しく下したものではありません。Vuzeカメラをご利用いただく皆様に最高の体験をお届けするために、この決定を下しました。引き続きのご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます」と書かれていました。
同社はVuzeシステムの予約注文を数ヶ月前から受け付けており、今後もさらに注文を受け付ける予定ですが、デバイスの出荷まではクレジットカードへの請求を行わないことを約束しています。さらに、本日までに予約注文された商品については、お客様の(継続的な)忍耐への象徴的な補償として、送料を無料とさせていただきます。
Vuzeのようなカメラは、VRの次世代の鍵となるでしょう。2016年には、ハイエンドのPCベースのRiftやViveから、コンソールベースのPSVR、スマートフォンベースの(次世代)Gear VRやGoogle Daydream View VRまで、数多くのHMDがリリースされました。これらはすべて基本的に消費型デバイスであり、よく言われるようにコンテンツこそが重要です。ゲームやその他のVR体験はVR市場にとって現在も、そしてこれからも重要であり続けますが、一般ユーザーが制作するコンテンツこそが、この技術の持続的な成功と普及の鍵となるでしょう。
現在、一般消費者向けのカメラのほとんどは、360度カメラに過ぎません。つまり、周囲を見渡せる球面画像を撮影できますが、立体感がありません。言い換えれば、360度カメラでありながら3Dではないのです。Vuzeは、Lucid VRなどの他のカメラと同様に3D撮影が可能で、価格も手頃で、使いやすいソフトウェアも備えています。
彼らは来ています。しかし、まだその時ではありません。
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セス・コラナーは以前、トムズ・ハードウェアのニュースディレクターを務めていました。キーボード、バーチャルリアリティ、ウェアラブル機器を中心としたテクノロジーニュースを担当していました。