教室でマイクロエレクトロニクスの仕組みを隅々まで学ぶのは、時に難しいものです。だからこそ、 Arduino Alvikのような、初心者にとって入門プロセスをはるかに容易にする新製品が登場するたびに、私たちはワクワクします。今週、Arduinoは、教師があらゆる経験レベルの生徒とプログラミングとロボティクスの楽しさを共有できるようにすることを目指した新しいデバイスを発表しました。
Arduino Alvikは、これまで取り上げてきた他のデバイスとは異なりますが、ある程度は似ています。この新しいシステムは、ArduinoのNano ESP32(EspressifのESP32のNanoフォームファクタ版)とMicroPythonを使用するように設計されています。MicroPythonはマイクロコントローラ向けのPython3で、Raspberry Pi Picoなどのボードで使用できます。
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レゴテクニックに詳しい方なら、Arduino Alvikにはテクニックのコンポーネントに対応した専用コネクタが搭載されていることにきっと驚かれることでしょう。また、QWIIC(Stemma QT)接続をサポートし、外部Groveセンサーとの互換性も備えています。3Dプリントした部品でケースを改造したり、レーザーカットされたパネルをM3ネジで取り付けたりすることも可能です。
Arduino Alvikには、様々な統合モジュールが付属しており、自分でモジュールを追加する手間を省きます。加速度センサー、ライントレースセンサー、さらには6軸ジャイロスコープなどが搭載されています。また、必要に応じて充電・交換可能なバッテリーも内蔵されているため、コンセントへの接続を気にする必要がなく、コンセントが限られている教室などでは大きなメリットとなります。
執筆時点では価格は未定で、発売時期も不明です。Arduino Alvikの詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。また、詳細情報が公開され次第、いち早く通知を受け取るために登録することもできます。
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