Inno3D は、専用の暗号通貨マイニング グラフィック カードのリリースに続き、新しい P104-100 GPU をいくつか組み合わせた新しい専用マイニング システムを発表しました。
箱型の筐体には9枚のP104-100グラフィックカードが搭載されており、それぞれ1,920個のCUDAコアと4GBのGDDR5Xメモリを搭載しています。これにより、MC3865-9-104は合計17,280個のCUDAコアと36GBのGDDR5Xメモリを搭載しています。これらのコンポーネントは、合計10個のファン(前面吸気口5個、背面排気口5個)によって冷却され、ファン回転数は4,800RPMです。Inno3Dの推定によると、MC3865-9-104ではETH、ZEC、XMRをそれぞれ330MH/s、4,500Sol/s、6,200H/sでマイニングできるとのことです。
背面I/OパネルにはUSB 3.0ポートが2つとUSB 2.0ポートが2つ搭載されており、寿命の大半は隅に放置され、放置されることが予想されるデバイスとしては十分な接続性を備えています。また、CPUオンボードグラフィックに接続するためのHDMIインターフェースと、ギガビットLANポートも備えています。
MC3865-9-104の電源は少々謎めいています。メーカーは仕様を一切公開していないためです。電源はケースの外側に取り付けられ、ケーブルは遠心分離機に引き込まれていますが、ワット数などの詳細は現時点では不明です。マイニングアクセラレータP100-104は180Wのグラフィックカードであり、MC3865-9-104には9枚のグラフィックカードが搭載されていることを考えると、この電源ユニットは1500W程度ではないかと推測されます。
価格と発売時期は現時点では不明ですが、Inno3Dは今月末までにP100-104グラフィックカードの価格詳細を発表すると予想されており、これにより、この9GPU搭載の巨大仮想通貨マイニングマシンの価格が明らかになるでしょう。ただし、最終的な価格にはオペレーティングシステムは含まれておらず、ユーザーは自分でインストールする必要があります。
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デレク・フォレストはTom's Hardwareのフリーランスライターとして活躍していました。ゲーミングデスクトップとノートパソコンを中心に、ハードウェアのニュースやレビューを執筆していました。