
Inno3Dは、ロープロファイル、デュアルスロット設計、パッシブ冷却を特徴とする新型Inno3D GeForce GT 1030 0dBグラフィックスカードを発表し、NVIDIA GeForce GT 1030市場に参入しました。大型のアルミヒートシンクを搭載し、コアクロックは1,227MHz、ブーストクロックは1,468MHzです。
Inno3D GeForce GT 1030の仕様は、384基のCUDAコア、64ビットメモリバスで動作する2GBの6GTps GDDR5メモリ、30Wの消費電力です。ビデオ出力はシングルリンクDVI-DポートとHDMI 2.0bポートで、4Kディスプレイを60Hzで表示できます。
EVGAとZotac もGeForce GT 1030 カードを発売しており、本日早朝、Nvidia がこのカードのリファレンス仕様を明らかにしました。
Inno3Dは、GT 1030を、Intel HD 510/530統合型グラフィックスを搭載したローエンドコンピューターのパフォーマンスを大幅に向上させる0dBソリューションとして宣伝しています。GT 1030はゲーミング用カードではありませんが、「Counter Strike: Global Offensive」などのグラフィックス負荷の低いゲームであれば問題なく動作するはずです。Inno3Dによると、この新しいGPUの最大のメリットは、ゲームプレイ中、動画視聴中、音楽鑑賞中の静音性にあるとのことです。
Inno3Dのマーケティングマネージャー、ロリ・ツァン氏は次のように述べています。
昨今、PCはグラフィックスにますます依存するようになり、仕事、ゲーム、エンターテイメントのいずれにおいても高いパフォーマンスを発揮する製品が求められています。私たちは、最高の製品を作るだけでなく、GT 1030ファミリーを完全静音化することで、ユーザーエクスペリエンスの向上にも注力しました。ゲーム、動画、音楽は、音が出ないハードウェアによってさらに美しく再生され、最終的に私たちが唯一重視するユーザーエクスペリエンス全体を向上させます。
Inno3DのGeForce GT 1030 0dBは来週発売予定です。価格は記事執筆時点では未発表です。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。