
昨日のプレスリリースと公式ランディングページによると、MSIはBlizzardと提携し、同社のGaming Slimクーラーデザインを採用し、『World of Warcraft』20周年記念テーマをあしらったRTX 4070 Superを発売する。RTX 4070 Super Gaming Slim World of Warcraftエディションは、「ハーフバックプレート」を採用した独自の交換可能なデザインを採用している。5枚のフルバックプレートは10枚のハーフバックプレートに分割され、エンドユーザーの好みに合わせてこれらのハーフバックプレートを組み合わせたり、カードから取り外したりすることができる。
ベテランのWarcraftファンならお分かりでしょうが、10枚のハーフバックプレートはそれぞれ、MMOのリリース以降にWorld of Warcraftに追加された異なる地域や拡張パックを表しています。そのため、組み合わせたり、お気に入りのWoWの特定の時代を強調したりする機能が、非常に充実しています。カスタマイズが単純な(RGB)ライティングコントロールで終わってしまうことが多い市場において、GPUとしては驚異的なレベルのカスタマイズ性を備えています。
World of WarcraftをテーマにしたこのRTX 4070 Superは、8月26日に発売され、PAX Westで展示されます。今年は、World of Warcraft 20周年記念イベントが8月26日から9月17日まで開催されます。ソーシャルメディアでは「World of Warcraft Memories」イベントが開催され、ユーザーは#MSIxWorldofWarcraftのタグを付けてコンテンツを投稿し、Twitchで賞品獲得を目指して参加できます。
賞品は 3 つ用意されており、2 万人の参加者で WoW コレクターズ エディション、4 万人でこのカスタム MSI RTX 4070 Super WoW エディション、そして最後に 6 万人でロック解除された WoW PC モッド (ビルド?) が予定されています。
このGPUを獲得できる可能性は低いですが、即購入を希望する方には幸運が訪れます。World of Warcraftをプレイしない方のために、MSIは既に同じ「Gaming Slim」クーラーデザインを採用したRTX 4070 Superの別バージョンを発売しており、こちらの方が価格が安く、WoWをプレイしない方のPCにも自然にフィットするはずです。
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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。