本日、ASUSはROG Strix LCシリーズAIOを発表しました。これは、ASUSのROG RyuoおよびRyujin AIO CPUクーラーの低コストな代替品として設計された、クローズドループクーラー(CLC)です。新しいROG Strix LCシリーズは、120mmラジエーターを搭載したLC 120と、より大型の240mmラジエーターを搭載したLC 240の2つのSKUで提供されます。前述のハイエンドシリーズに見られるような複雑なブロック型クーラーとOLEDディスプレイは採用されておらず、よりシンプルな円形ポンプ/ブロック型クーラーの組み合わせを採用することで、エントリーレベルのクーラーのコスト削減に貢献します。
ブロック/ポンプコンボのサイズは80 x 80 x 45mmで、銅製のコールドプレートにはマイクロチャネルが採用されており、放熱性とパフォーマンスの向上を実現しています。ブロック/ポンプの上部にはRGB LEDのROGロゴと、ASUSが「スラッシュカット」と呼ぶ発光パターンが外周に施されています。発光色と効果はAuraソフトウェアユーティリティを使用してカスタマイズでき、Aura Syncに対応しています。
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ポンプとラジエーターを接続するのは、編組スリーブ付きの約15インチのゴムチューブです。これは、PCケース内の複数の場所にラジエーターを取り付けるのに十分な長さです。ラジエーター自体はアルミニウム製ですが、フィンの密度については記載されていません。LC 120とLC 240はどちらも120mmのROG Ryuoファンを搭載しており、回転数は800~2,500 RPM(±10%)で、静圧は5.0 mmH2Oで、約81 CFMのエアフローを実現します。騒音レベルは37.6 db(A)と、かなり静かです。
新しいLCシリーズAIO CPUクーラーの価格と発売時期は未定ですが、RyuoおよびRyujinクーラーよりも下位に位置するエントリーレベルの冷却ユニットであるため、価格もそれよりも低くなると予想されます。おそらく5月末に開催されるComputexカンファレンスあたりで、まもなく発売されると思われます。
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ジョー・シールドスは、Tom's Hardware USのフリーランスライターです。マザーボードのレビューを担当しています。