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Thermaltake、背面電源供給対応マザーボード対応ミッドタワーケース2機種を発表
Thermaltake CTE E550 TGとCeres 350 MX
(画像提供:Future)

Thermaltakeは、新型CTE E550 TGとCeres 350 MXケースで、電源コネクタを隠蔽するトレンドに乗り出しました。Computex 2024で発表された両ケースは、背面に電源コネクタを備えたマザーボードに対応し、ケーブル配線の美観を向上させた新しいミッドタワーモデルです。

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Thermaltake CTE E550 TGとCeres 350 MX
(画像提供:Future)

サーマルテイク CTE E550 TG

Thermaltake CTE E550 TG (画像提供:Future)

CTE E550 TGは、よりエキゾチックなミッドタワーモデルで、筐体の背面、側面、前面に強化ガラスを採用しています。これは、このデザインを世に広めたLian Li O11 Dynamicに似ています。しかし、O11 Dynamicとは異なり、CTE E550 TGは背面に強化ガラスパネルを備えており、システム内部を背面からよく見ることができます。

Ceresケースと同様に、CTE E550 TGは背面電源供給(バックサイドパワーデリバリー)対応のマザーボードに対応しています。Ceresケースよりも外観を重視しているため、より魅力的な選択肢と言えるでしょう。背面電源供給により、マザーボードへの電源供給はすべてマザーボードトレイの裏側に配置され、人目につかないため、前面のコンポーネントの外観がより美しくなります。

このケースは、様々なGPUマウントソリューションに対応しています。その一つが、Thermaltakeが「フローティングGPU」と呼ぶもので、付属のGPUブラケットと別売りのPCIe 4.0ライザーケーブルを使用して、GPUをシャーシ中央に配置するものです。もう一つのマウントソリューションは、GPUファンを左側面に向けて垂直に配置できるもので、GPU本体の視認性を高めます。そして最後に、「アップライトフォワード」方式があり、これはGPUをケース前面の回転式PCIeスロットに取り付けるものです。

この新しい筐体は、最大420mmのラジエーターを搭載可能など、豊富な冷却オプションを備えています。ファンは底面に3基、側面に3基、上面に3基、合計9基搭載可能です。電源ユニットはマザーボード背面のセカンダリーチャンバーに搭載されています。Ceres 350 MXと同様に、CTE E550 TGには、マッチグリーン、グラベルサンド、スノー、ブラックといった個性的なカラーバリエーションが用意されています。

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Aaron Klotz 氏は Tom's Hardware の寄稿ライターであり、CPU やグラフィック カードなどのコンピューター ハードウェアに関するニュースを扱っています。