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ソニーのプレイステーション5は、価格上昇にもかかわらず5000万台を突破。Xbox X|Sの2倍以上の売上を記録
ソニー
(画像提供:ソニー)

ソニーの幹部はロイター通信に対し、同社のゲーム機「プレイステーション 5」の販売台数が5000万台を突破したと語った。この節目は、2020年末の発売から3年を経てのことだ。ソニーはブラックフライデーのセールでの好調な業績を称賛し、ホリデーシーズンに向けて同機の売れ行きが好調を維持していることをアピールした。

発売から3年ちょっとで5000万台以上の販売台数を達成したことは印象的ですが、比較のためにVGChartzは、MicrosoftのXbox Series X|Sコンソールのこれまでの販売台数が2500万台をわずかに上回ったと推定しています。  

一方、PlayStation 5の販売ペースは、ソニーのPlayStation 2(PlayStation 2は2000年10月と11月に米国で発売され、欧州では2000年11月に発売された)の販売台数が5000万台に達するまでに約2年4ヶ月を要したのに比べるとやや遅い。任天堂のWiiも発売から約2年半で5000万台を達成した。  

ソニーは、今期(2023年4月21日から2024年3月31日まで)だけでPlayStation 5を2,500万台販売するという野心的な目標を掲げており、コンソールのプロモーションにかなり積極的だったことは特筆すべき点だ。対照的に、マイクロソフトによるアクティビジョンの長期にわたる買収は、Xboxプラットフォームへの大きな注目を集めたが、このソフトウェア大手にとって大きなプラスにはならなかったようだ。 

「11月の勢いと12月の好調な状況を踏まえると、全体として売上は非常に良好だと感じています」と、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのグローバルマーケティング、セールス、ビジネスオペレーション担当シニアバイスプレジデント、エリック・レンペル氏は述べています。「今年は良いプロモーションをいくつか実施しました。ライフサイクルのこの段階でのプロモーションは、会社の歴史上最も少ないと言えるでしょう。」 

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アントン・シロフはTom's Hardwareの寄稿ライターです。過去数十年にわたり、CPUやGPUからスーパーコンピュータ、最新のプロセス技術や最新の製造ツールからハイテク業界のトレンドまで、あらゆる分野をカバーしてきました。