ノキアは本日、5Gインフラ向けシリコン分野でインテルと協業することを発表しました。これには、インテルが最近発表したAtom P5900プロセッサ(旧称Snow Ridge)の共同開発も含まれます。ノキアはまた、クラウドデータセンターソリューションにCascade Lakeを採用し、「クラウドからエッジまで」の共通アーキテクチャを実現します。
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IntelのSoCは、現在出荷中のNokiaのAirScale無線アクセス製品に搭載されています。AirScaleは、NokiaのPowered by ReefShark製品ラインナップの一部です。
ノキアは声明で、「ノキアは、AirScaleポートフォリオにReefSharkを幅広く採用することで、5Gネットワーク展開のパフォーマンスを大幅に向上させ、エネルギーフットプリントを削減しています」と述べた。
ノキアは、新しいReefSharkチップセットはパフォーマンスが向上し、消費電力が削減されていると述べた。これまで、Intel Custom Foundryの10nmプロセス技術を採用すると噂されていたが、ノキアは具体的なプロセス技術を明らかにしなかった。10nmの遅延後もIntelがファウンドリー事業にどれほど注力しているのか、またそれがファウンドリー事業の採用に影響を与えたかどうかは不明である。
さらに、ノキアは、AirFrameクラウドデータセンターソリューションに最新の第2世代Xeonスケーラブルプロセッサを引き続き採用すると発表した。ノキアは、これがインテルが先週発表したCascade Lakeのリフレッシュを指すのかどうかは明言しなかったが、クラウドからエッジまで共通の(インテルの)アーキテクチャの利点を実現したものだと述べている。ノキアは、AirScale vRANおよび5GコアソリューションにもXeonを採用している。
インテルのコーポレートバイスプレジデント兼ネットワーク・プラットフォーム・グループ・ゼネラルマネージャーであるダン・ロドリゲスは、次のように述べています。「ネットワークのコアからエッジに至るまで、技術革新を実装することが、5Gの潜在能力を最大限に引き出す鍵となります。ノキアとの協業、そして当社の幅広い製品ポートフォリオとASICの能力を通じて、インテリジェントな5Gネットワーク全体にわたる一貫性のある高性能アーキテクチャによって実現できる価値を示しています。」
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