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信じられないほど小さな圧力感知マウスは、洗練された車のリモコンのようにキーチェーンに取り付けることができます。
キャパックマウスプロ
CapacMouse Pro (画像提供:Astract Japan)

アストラクトジャパンは、前世代のCapacMouse Neoの後継機種となるCapacMouse Proを、日本のクラウドファンディングプラットフォームであるMakuake.comでクラウドファンディングおよび予約販売用に発売した。

CapacMouse Proは超コンパクトなマウスです。本体は車のカーナビのリモコンに似ていますが、スクロールボタンが2つ、左右にサイドボタンが2つ、そしてメインボタンが2つ搭載されています。専用ソフトウェアではなく、様々なキーの組み合わせでDPIとスクロール感度を調整できます。また、設定を変更すると、4段階のステータスインジケーターライトがDPIまたはスクロール感度のレベルを表示します。

さて、なぜ「CapacMouse」という名前なのかという疑問についてですが、このマウスはいくつかの機能に静電容量式タッチを採用しているようです。上のスクロールボタンは圧力とタッチに反応し、方向と圧力に応じてスクロール範囲が変わります。下のマウスボタンは、他のマウスではスクロールホイールのクリックに相当するものです。

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キャパックマウスプロ
(画像提供:アストラクトジャパン)

CapacMouse Proは、超小型マウスをお探しの方にとって魅力的な選択肢です。DPI設定(1,000、1,600、2,400、4,000DPI)を調整できるため、幅広い範囲で快適なカーソル速度を実現できます。スクロールボタンからスクロール速度と範囲を調整できる機能も歓迎すべき追加機能で、特にスクロールボタンを1回タップするだけで一定距離移動できる機能は魅力的です。

典型的なマウス3/マウス4の配置通り、左側のボタンはページを戻る/進むためのナビゲーションボタンです。右側のボタンは少し変わっていて、右下ボタンは自動ダブルクリック機能として機能し、上下ボタンは他のボタンと組み合わせてDPIやスクロール速度の設定変更にのみ使用されます。

総重量30グラムで、Bluetoothと2.4GHzの両方のワイヤレス通信に対応したCapacMouse Proは、ビジネスユーザーや外出先でのカジュアルユーザーといったニッチなユーザー層に適しているように思われます。しかし、Logitech、Corsair、Razerなどの大手ゲーミングマウスと比べてPCゲーミングにはお勧めしません。そもそも、このマウスはそういうユーザー向けではないのですから。

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クリストファー・ハーパーは、2015年からPCハードウェアとゲームを専門とするフリーランスのテクニカルライターとして活躍しています。それ以前は、高校時代に様々なB2Bクライアントのゴーストライターを務めていました。仕事以外では、友人やライバルには、様々なeスポーツ(特に格闘ゲームとアリーナシューティングゲーム)の現役プレイヤーとして、またジミ・ヘンドリックスからキラー・マイク、そして『ソニックアドベンチャー2』のサウンドトラックまで、幅広い音楽の愛好家として知られています。