0
AMD プレビュー ドライバーにより、DX11 または 12 ゲームで滑らかなモーション フレームを実現

AMDは、FSR 3 Fluid Motion Frames(AFMF)機能の改良と向上を続けています。AMDによると、レッドチームのNvidia DLSS 3フレーム生成への対応は、「HYPR-RXまたはAMD Fluid Motion Toggleを使用するすべてのDirectX 11および12タイトル」で有効化できるようになりました。この変更は、Adrenalin Editionテクニカルプレビュードライバー バージョン23.30.01.02(10月13日更新)のリリースノートに記載されています。なお、これはプレビュードライバーであり、一般向けにはまだ準備が整っておらず、技術に詳しい愛好家を対象としています。

AMDがこの技術を、これまでホワイトリストで限定されていたタイトルよりもはるかに幅広いゲームに開放したことは喜ばしいことであり、同社の成熟度が新たなレベルに達したことを示しています。AMDによると、ユーザーはアプリごとにAFMFの有効/無効を必要に応じて設定できるとのことです。この技術にとって重要な一歩により、ユーザーはより幅広いゲームを迅速にサポートできるようになります。さらに、AMDは最近、AFMFをRadeon RX 6000ユーザーにも開放しました。ちなみに、NvidiaはDLSS 3フレーム生成技術をRTX 40ユーザーに限定しています。

AMD

(画像提供:AMD)

AFMFをサポートする最初のプレビュードライバーのアーリーアダプターやレビュアーは、以前からフレームレートの問題についてコメントしていました。リリースノートを額面通りに受け取ると、10月13日のアップデートでは、この新技術の望ましくない副作用が修正され、「ゲームプレイ体験が全体的にスムーズになり、画質も向上」するとのことです。

特定のアプリや状況において、AFMFの進歩の兆候が少し見られてきました。例えば、AMDはStarfieldにおいてAFMFを適用することで、動作の滑らかさと画質が向上したと述べています。ただし、一部のシステムでは、ドライバのインストールやBSOD(ブルースクリーン)に関して依然として大きな問題が残っていることを認識しています。

AMDは、開発の調整と修正に向け、ユーザーからの問題とフィードバックを継続的に監視していくと述べています。最新のプレビュードライバーのリリースノートには、既知の問題が6件ほど記載されています。FSR 3のAFMFがいつリリースされるかはまだわかりませんが、その時期は確実に近づいているでしょう。

グラフィックカードの選び方

Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。