任天堂プレイステーション スーパーファミコン CD-ROM(SNES-CD)(日本ではスーパーファミコンCD-ROMアダプターとも呼ばれる)が、ヘリテージオークションに出品されています。この本体は同種のものとしては最後の1台と言われており、現在の入札価格は35万ドルです。
このゲーム機はまるでフランケンシュタインの創造物のように、スーパーファミコンとスーパーファミコンのカートリッジを挿せるスロットに加え、スーパーディスクフォーマットで提供されるPlayStationゲーム用のCD-ROMドライブも備えています。オークション主催者は、スーパーファミコンのカートリッジを使って『モータルコンバット』をプレイしたことがあると主張しています。
スーパーファミコンのCD-ROMプロトタイプが、何年も経った今でもまだ動いているなんて驚きです。オークションページによると、この本体は2009年に発見され、当時はCD-ROMが動作しなかったとのことです。しかし、YouTuberのベンジャミン・ヘッケンドーーン氏が修理したそうです。つまり、お気に入りのCD(まだお持ちですよね?)を聴きながら、懐かしのゲームをプレイできるということです。本体上部にはミニスクリーンが付いており、再生中のトラックを確認できます。
本体には、一般的な電源、リセット、イジェクトボタンに加え、音楽再生用のマルチメディアボタンが搭載されています。さらに、ヘッドホンジャックと音量ダイヤルも搭載されています。スーパーファミコンのCD-ROM出力は、RCAコネクタ3つ、Sビデオコネクタ1つ、任天堂独自のマルチ出力ポート、そして誰もその用途を知らない謎の「NEXT」ポートです。
スーパーファミコンCD-ROMシステムには、Sony PlayStationブランドのスーパーファミコンコントローラーが1つ付属しています。CD-ROM機能を有効にし、スーパーディスクオペレーティングシステムにアクセスするには、スーパーファミコンのブート/デバッグカートリッジが必要です。その他の付属品には、赤、黄、白のRCAケーブルとSonyブランドの7.5V電源アダプターがあります。
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Zhiye Liuは、Tom's Hardwareのニュース編集者、メモリレビュアー、そしてSSDテスターです。ハードウェア全般を愛していますが、特にCPU、GPU、そしてRAMには強いこだわりを持っています。