Adata の Project JellyFish 液冷メモリはプロジェクト段階から生産段階に移行したようです。PAX East 2018 では、この DRAM の完全機能キット (RGB ライト付き) が全面展示されていました。
EVGAはPAX Eastの展示フロアからライブ配信に参加するよう私たちを招待してくれました。会場に到着すると、少しの間、同社の製品をじっくりと見ることができました。EVGAの特徴的な内部コンポーネント(クーラー、GPU、マザーボード)が詰まったオープンエアの筐体が目を惹きましたが、システム内部のメモリにも見覚えがありました。EVGAのジェイコブ・フリーマン氏によると、RGBメモリはAdataのProject JellyFish液冷式DRAMとのことでした。
この新しいJellyFish DRAMモジュールは、以前に詳細が明らかになったプロトタイプとは大きく異なり、メモリパッケージと接触する透明な液体入りシェルの大部分を金属製のヒートシンクで覆っています。また、メモリ上部のメインシェルのLEDの上にRGBライトチューブが配置されており、モジュールには2つの異なる照明ゾーン(上部チューブとシェル本体)が設けられています。全体として、Adataは1月以降、開発において大きな進歩を遂げているようです。
EVGAブースのPCに搭載されていたにもかかわらず、JellyFishは具体的な仕様を公開していなかったため、突然のJellyFishの登場についてAdataに問い合わせました。残念ながら、Adataはこの件について今のところ沈黙を守っており、製品の販促資料が整うまでは公式声明を出さない可能性が高いようです。しかしながら、PAX Eastでのこの突然の登場は、JellyFishが近い将来に登場し始めることを示唆しているのかもしれません。
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