テラバイトハードドライブが登場!
2007年3月16日、UPSが数週間前から待ち望んでいた日立からの荷物をストレージテストラボに届けてくれました。箱の中には、世界初の総容量1テラバイト(1TB)のハードディスクドライブ、Deskstar 7K1000が入っていました。
1TBという大容量を実現するために、日立は新型ドライブのストレージメディアの面密度を高める必要がありました。前モデルのDeskstar T7K500は、1枚あたり約166GBの磁気プラッターを3枚搭載していましたが、新型7K1000は、1枚あたり約200GBのプラッターを5枚搭載しています。Seagateは現在、1TBドライブを4枚プラッター設計で開発中です。日立は過去にも5枚プラッターのハードディスクドライブを製造しており、このような構成はエンタープライズ向けハードディスクドライブでもかなり一般的です。PMR記録技術は200GBをはるかに超える容量を1枚のプラッターに記録できるほど成熟していますが、日立はこの保守的な方針を維持することにしました。
1TBという容量は他に類を見ないほど大きく、愛好家にとって非常に魅力的ですが、7K1000の初期モデルを入手し、競合製品との比較検証を行いました。Samsungの500GB T166ドライブは低コストで優れた転送速度を提供し、Seagateの750GB Barracuda 7200.10も同様に優れた選択肢であることが証明されています。30種類以上のハードドライブモデルのパフォーマンスを比較するには、インタラクティブHDDチャートをご覧ください。
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