コンパクトPCの専門メーカーAceMagicが、「世界初のAAAタイトル対応SFゲーム用ミニPC」を発売しました。スター・ウォーズ5月4日(May the fourth be with you)の週末にちなんだ宣伝効果を狙ったこのミニPCは、X-WingのシルエットとLEDライトを搭載しており、非常に興味深い製品です。AceMagicは、早期購入特典ページを開設し、登録者には最大35%の割引を提供しています。しかし、執筆時点では、残念ながら同サイトには技術仕様に関する情報が不足しています。
AceMagic M2A StarShipに搭載されている「4次元冷却システム」という冗談めかした表現は、設計上の「4つの強力なファンと7本の銅パイプ」を指していると思われます。以前のAceMagicミニPCの中には、ディスクリートGPUを搭載していなくてもゲーミングに対応していると謳われていたものもありましたが、この大型のクアッドファン冷却モデルには、専用のGeForceまたはRadeonチップ(おそらくモバイルGPU)が搭載されているはずです。
M2A StarShipのハイテクな外観をさらに引き立てているのは、前面中央に配置された充実した機能を備えたディスプレイです。AceMagicのサンプル画像では、このディスプレイにGPUの消費電力(45Wなので、ディスクリートGPUが搭載されていると考えられます)が表示されています。短い説明文によると、このディスプレイはCPUとGPUの温度、消費電力、クロック周波数、ファン速度、メモリ使用量などのリアルタイム監視データも表示できるとのことです。
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時空連続体の乱れ
以前の報告では、AceMagic製のミニPCの一部に工場出荷時にマルウェアがインストールされていることが指摘されています。そのため、これらのPCに魅力を感じた場合は、Microsoftから直接入手したWindows 11に完全に更新することをお勧めします。このアドバイスは、他の中国製の小規模ブランドにも当てはまるでしょう。
最後に、M2A StarShipのデザインは一部のファンを魅了するかもしれませんが、ミニPCの大きな魅力の一つである、コンパクトで持ち運びやすいフォームファクタを損なっているように思われます。M2A StarShipの寸法については公式発表がありませんが、見た目を美しく、設計意図にふさわしい存在感を発揮するには、かなりのデスクスペースが必要になるでしょう。
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