おそらく今が、古いプラットフォームから Windows 10 にアップグレードするという Microsoft の提案を受け入れる良い機会なのかもしれません。というのも、Windows 10 Anniversary Edition がこの夏にリリースされ、既存の Windows 10 ユーザーには無料で提供される予定だからです。
Microsoft Build の基調講演のステージで、テリー・マイヤーソン氏は、Anniversary Edition には Windows Hello (および Edge ではサポートされている Web サイトで Hello の生体認証が有効になります) のアップデートのほか、HoloLens、Cortana などの機能も含まれると述べました。
マイヤーソン氏はさりげなく触れただけで詳細は明かさなかったものの、アニバーサリー エディションでは Windows 10 アプリケーションを Xbox One で実行できるようになると述べました。おそらく、サポートされるアプリケーションはユニバーサル アプリ (UWA) のみになるでしょう。とはいえ、これはマイクロソフトが提唱するデバイスと画面の統合というビジョンに合致しており、Xbox One を既存の機能よりもさらに強力なコンピューティング デバイスとして位置づけています。(ステージ上で行われた別のデモでは、開発者が Xbox を開発用コンソールとして使用できる様子を披露しました。開発モードとリテール モードの切り替えは簡単です。)
Anniversary Editionでは、Inkのアップデートも提供されます。MicrosoftはInkに強い関心を示しており、基調講演でも繰り返し取り上げられ、Microsoftのブライアン・ローパー氏によるステージ上のデモも行われました。ローパー氏は、付箋、スケッチパッド、マップ、Word、PowerPointなど、Inkの様々な活用例を紹介しました。
彼はスタイラスペンを使って、インクを使って母親に電話するメモを書きました。「お母さん、トムに電話して」。すると Windows は「トム」が「明日」を意味することを理解し、正しい日付をカレンダーにリマインダーとして追加しました。また、画面上のスケッチパッドに仮想定規を使ってスタイラスペンで直線を描きました (保存したスケッチはロック画面の上に表示できることにも気付きました)。3D マップを使って、2 つの POI (ポイント) を追加し (あちこちを軽くタップするだけ)、点をつなげてルートを作成しました。次に、ウェイポイントに関するメモをマップに書き込むと、3D 画像を回転させてもメモは表示されました。Word では、段落を走り書きして削除するなど、インクを使ってドキュメントを編集する方法を紹介しました。PowerPoint と PhotoShop では、仮想定規とガイドを使ってオブジェクトを整列させ、画像上に描画しました。
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セス・コラナーは以前、トムズ・ハードウェアのニュースディレクターを務めていました。キーボード、バーチャルリアリティ、ウェアラブル機器を中心としたテクノロジーニュースを担当していました。