PhanteksはComputex 2024で華々しいショーを披露し、Evolv X2をはじめとする数々の新ハードウェアを披露しました。Evolv X2は、Tom's Hardwareの長年の人気製品であるEvolvシリーズへの輝かしい復活です。


ショールームのPC内部は、業界のトレンドと巧みなデザインが融合し、非常にすっきりとまとまっていました。X2は、マザーボードへのすべてのI/Oと電源接続がPCB背面に隠された、新しいタイプの背面接続マザーボード(BTF、Project Zero、Stealthなど)をサポートしています。マザーボードはリアパネルよりも数インチ深く設置されており、ケーブルの乱雑さを隠すための秘密の背面チャネルが確保されています。そしてもちろん、本格的なRGB統合がなければ、Phanteksのケースとは言えません。
熱が気になるなら、Phanteksはしっかりとしたエアフローを確保することに成功しています。平均以上の地上高を確保し、底面の3つの吸気ファンがしっかりと空気を取り込み、4つの排気ファンから排出します。ハイエンド向けハードウェアは熱くなる可能性がありますが、一般的なシステムであれば問題なく動作するはずです。とはいえ、確かなことはケースを実際にテストしてみないと分かりません。

200ドル以上出さずに自作PCを披露できるケースを探しているなら、Evolv X2はまさにうってつけのケースです。革新的なデザインとフローティング式のマザーボードトレイは、発売と同時にミッドレンジ市場を席巻するでしょう。今回の記事ではプロトタイプモデルを取り上げますが、Phanteks社は今年後半に発売を予定しています。
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サニー・グリムはTom's Hardwareの寄稿ライターです。2017年からコンピューターの組み立てと分解に携わり、Tom'sの常駐若手ライターとして活躍しています。APUからRGBまで、サニーは最新のテクノロジーニュースを網羅しています。