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Raspberry Pi Dune Weaverテーブルは磁石を使って砂に絵を描く

家に贅沢な家具をプラスしたいなら、自分で作ってみませんか? メーカー兼開発者のTuan Nguyen氏が、Raspberry Piで動く驚異の砂絵テーブル「Dune Weaver Pro」でまさにそれを実現しました。お気に入りのSBC(シングルボードコンピュータ)を搭載したこのテーブルは、スケジュールに従って、またはカスタムアプリを使ってオンデマンドで、砂に絵を自動で描きます。

このテーブルはコーヒーテーブルで、サイズは29.5 x 19インチです。テーブルとしてはやや小さめですが、砂絵を描くマシンとしては巨大です。既存のテーブルにRaspberry Pi、モーター、磁石、砂を入れるためのケースを取り付け、底面の金属ボールを動かして絵を描く仕組みです。

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ラズベリーパイ
(画像提供:トゥアン・グエン)

彼が土台として選んだのは、IKEAのVittsjöテーブルです。砂を置くための円形の木製天板が天板に付いています。Nguyen氏は、この木製天板の上に砂を置くためのガラス製のケースを作りました。その下にはRaspberry Piがあり、2つのモーターと回転台型の磁石に接続されています。また、砂を照らすためのLEDリングも取り付けられており、ESP32を使って操作します。

グエン氏によると、Raspberry PiはFluidncファームウェアを使用して動作し、スマートフォンで操作できるカスタムUIを備えているとのことです。このUIは過去の2つの「Dune Weaver」プロジェクト用に開発されたもので、設定の調整、描画する画像の選択、さらにはテーブルを回転させる画像のプレイリストの設定まで可能です。グエン氏はこのUIの開発に協力してくれたトム・クープマン氏に感謝の意を表しています。

このRaspberry Piプロジェクトを詳しく知りたい方、あるいは自分で再現してみたい方は、開発プロセスを詳しく解説したRedditに投稿された投稿全文をご覧ください。Nguyenをフォローして、他のクールなプロジェクトや今後のアップデート情報もぜひチェックしてください。

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