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フィリップスが49インチ曲面スーパーワイドQHDディスプレイを米国に導入

フィリップスの北米ブランドライセンスパートナーであるEPIは、Brilliance 492P8ウルトラワイドモニターを米国に導入する計画を発表しました。今年後半に発売されるこのモニターは、5120 x 1440解像度の新型・高密度LCDパネルを搭載します。EPIによると、このモニターは2018年のiFデザイン賞を受賞したとのことです。

オリジナルのBrilliance 492P8は、IFA 2017でフィリップスによって発表されました。当時、その画面は、サムスンC49HG90に搭載されていた49インチ、32:9、3840 x 1080の曲面LCDパネルと同じであると報じられていました。サムスンは、DCI-P3の95%カバー率、AMD FreeSync 2互換性、144Hzのリフレッシュレートを実現する量子ドットバックライトを搭載することで、この画面をゲーマー向けにターゲットとしていました。一方、フィリップスはプロをターゲットとしました。オリジナルのBrilliance 492P8は、メーカー希望小売価格を低く抑える代わりに、より狭い色域やFreeSync 2の非搭載など、より平凡な性能仕様を採用することで、LCDパネルの潜在能力の一部を活かせないままにしていました。

当初発表されたBrilliance 492P8は、今年第2四半期に欧州市場で発売される予定でしたが、北米での発売時期は未定でした。Philipsはこの疑問に答え、このモニターが今年第4四半期に米国市場で発売されると発表しました。このモニターは、解像度5120 x 1440の異なるLCDパネルを搭載します。ピーク輝度600nit、静的コントラスト比5,000:1、曲率1800Rなどのその他の仕様は変更ありません。

Brilliance 492P8は元々生産性向上ツールとして開発されていたため、解像度を大幅に向上させるという決定は理にかなっています。Philipsに問い合わせたところ、今回の発表は米国で発売されるモデルのみに適用されるのか、それともBrilliance 492P8の全世界のモデルに適用されるのかを確認しました。同社はモニターの詳細な仕様や価格を明らかにしていません。

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