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Windows 10 プレビュービルド 17083 設定変更と Windows タイムライン

プライバシー関連の更新以外にも、Windows 10 の最新プレビュー ビルド 17083 では、フォント設定、Windows タイムライン、簡単操作設定が更新されています。

Windows タイムライン

Windows 10 プレビュービルドをまだ使用していない場合、タイムラインはご利用いただけません。この機能はWindows 10 Fall Creators Updateには搭載されなかったためです。この機能は、ユーザーのアクティビティを判別し、開いているアプリやブラウザタブを、使用した時間帯に応じてグループ化します。この機能の背後にある機能原理は、ユーザーが異なる時間に異なるタスクに取り組んでいるという点です。タイムラインは、デスクトップの複数のバージョンを保存し、後で再開できる機能です。タスクバーのタスクビューからアクセスできます。

タイムラインは以前のプレビュービルドで導入されましたが、17083では使い勝手が若干改善されています。以前はアクティビティを1つずつ削除する必要がありましたが、今後は時間単位または日単位で削除できます。また、新しい設定「WindowsがこのPCからクラウドにアクティビティを同期できるようにする」により、デバイス間でのアクティビティの自動同期を防止できます。

フォント設定の更新

Microsoftはバージョン17083でフォントを重要な機能として取り上げています。現在、フォントの設定は従来のコントロールパネル(コントロールパネル > すべてのコントロールパネル項目 > フォント)で行っています。これはまもなくWindows設定に移行し、個人用設定の一部となります。今回の刷新により、フォントのプレビューに色が追加され、現在の言語設定に合わせて表示されるようになります。

フォントプレビューがさらに詳細化されます。フォントサイズの拡大縮小に加え、プレビューウィンドウには太字と斜体のフォントもすべて表示されます。これは通常のフォントではあまり便利ではないかもしれませんが、OpenType可変フォントではすべての設定がここで表示されるため、非常に便利です。

最後に、新しいフォントがWindowsストアで利用できるようになるため、入手がさらに簡単になります。新しいフォント設定のリンクからストアにアクセスできます。

簡単操作設定の更新

「簡単操作」も改善される設定ページの一つです。使い勝手を向上させる変更が2つあります。1つ目は、UWPアプリでスクロールバーの自動非表示を無効にできるようになりました。2つ目は、画面フィルター(反転やグレースケールなど)を有効にするホットキー(Windowsキー + Ctrl + C)を無効にできるようになりました。その他の修正には、ナレーターのバグ修正とカラーフィルターの軽微な変更が含まれます。

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