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平らな面を必要とせず、精度を実現できるように設計されたウェアラブル フィンガー マウス「Finger Maus」は…
フィンガーマウスウルトラ
(画像提供:Mausware)

長年にわたり、どこにでもあるコンピューターマウスに代わる様々な試みがなされてきました。今回ご紹介するのは、Finger Mausです。3D Printing Industry誌が特集しているように、この革新的な製品は、アメリカのアーティスト、デザイナー、そして発明家であるマックス・エターニティ氏が支援するスタートアップ企業Mauswareによるものです。Finger Mausは2020年から開発が進められており、まもなくクラウドファンディング(Indiegogo)に参入する予定です。2025年に最高のワイヤレスマウスに匹敵するかどうかは、まだ分かりません。

フィンガーマウスウルトラ

(画像提供:Mausware)

MauswareのIndiegogoでの資金調達はまだ実現していませんが、情報筋は8月の発売を予定していると述べていました。しかし、同社のウェブサイトには製品の詳細が掲載されています。そこでは、Finger Mausがあらゆる人のニーズに応える万能製品であることが分かります。まさに典型的なマーケティング戦略と言えるでしょう。しかし、この新しいワイヤレスポインティングデバイスは小型軽量(25g)であり、マウス操作用の面を必要としないことなど、異論の余地のない点もいくつかあります。

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上記のFinger Mausの動画では、リンク先の2つの情報源では言及されていないFinger Maus Ultraのデザインの特徴をいくつか見ることができます。装着したFinger Mausの左側には2つの突起があり、これは左クリックや右クリック、スクロール、その他の修飾キーなどに使用されていると思われます。マウスの上部には充電用のUSB-Cポートがあり、ファームウェアのアップデートにも使用されていると思われます。デバイスの底面には、センサー用の透明な窓があるようです。

また、動画ではFinger Mausの「Classico」モデルも紹介されています。これは、より丸みを帯びた形状で、関節部分が曲がるように見えるモデルです。これまではUltraモデルの画像、詳細、スペックのみを公開していました。

Finger Mausのもう一つの強みは、環境への配慮です。この20g(情報源によっては25gとも)のウェアラブルデバイスは、一般的なマウスに比べて「プラスチック使用量を80%削減」しているそうです。さらに、「植物由来の3Dプリント樹脂で作られており、無毒で生分解性」と謳われており、環境への配慮はさらに強化されています。

フィンガーマウスウルトラ

(画像提供:Mausware)

待って見るのが一番でしょうか?

新しいポインティングデバイスを選ぶのは、とても個人的な決断です。私はこれまで様々なデバイスを試してきましたが、2012年か2013年にはLeap Motionコントローラーのキャンペーンに飛びつき、3Dジェスチャーセンサーを搭載したこのデバイスを購入しました。控えめに言っても、がっかりする結果でした。他の、見た目は派手な、人間工学に基づいたデバイスも、すぐにスペアキーの棚にしまい込んでしまいました。

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マーク・タイソンはトムズ・ハードウェアのニュース編集者です。ビジネスや半導体設計から、理性の限界に迫る製品まで、PCテクノロジーのあらゆる分野を網羅的にカバーすることを楽しんでいます。