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OneDriveでドキュメント、写真、デスクトップフォルダを同期できるようになりました

出典: マイクロソフト

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重要なファイルをすべてバックアップするのは、誰にとっても楽しいことではありません。面倒な作業で、本当に役に立つのは災害が起きたときだけです。そもそも、自分にこんな悲惨なことが起こるなんて、誰が想像したでしょうか?しかし、ファイルを紛失した経験のある人、あるいは新しいデバイスに移行するのが面倒で古いデバイスを使い続けざるを得なかった人なら、ファイルのバックアップと同期がどれほど重要かをよく理解しているはずです。Microsoftがそれを簡単にしてくれるのは、ありがたいことですよね?

Microsoftは、OneDriveの全ユーザーを対象に「フォルダー保護」機能の提供を開始しました。この機能は6月にOneDriveの法人顧客向けに導入されましたが、The Vergeによると、Microsoftのクラウドストレージツールを利用するすべてのユーザーが利用できるようになるとのことです。ただし、期待しすぎには注意が必要です。この機能にはいくつかの制限があり、ファイルがOneDriveに自動的に送信される前にいくつか設定が必要です。

現時点では、この機能はデスクトップ、ピクチャ、ドキュメントのフォルダに限定されています。それでも問題ない人もいるでしょう(作成、ダウンロード、その他操作したファイルをすべてデスクトップに保存している親戚がいるのではないでしょうか?)。しかし、もっと複雑なファイル整理システムを持っている人なら、この機能がデスクトップ、ピクチャ、ドキュメントの3つのフォルダだけでなく、PC上のどのフォルダでも使えるようになればいいのにと思うかもしれません。

Microsoftはサポート記事で、フォルダー保護機能にアクセスできるユーザーには、機能を有効にするかどうかを尋ねるプロンプトが表示されると述べています。このプロンプトでは、保護するフォルダーを確認するよう求められ、選択したら「保護を開始」をクリックするだけです。残りの作業はOneDriveが処理し、それ以降はファイルはデバイス間で同期され、OneDriveから簡単にアクセスできるようになります。

フォルダー保護の主なメリットは自動同期のようですが、この機能はその名の通り、デスクトップ、ピクチャ、ドキュメントのフォルダーがOneDriveに保存され、ランサムウェア対策が有効になっていることを保証します。ランサムウェア攻撃が蔓延していること、そして多くの人がランサムウェア攻撃への備えを怠っていることを考えると、フォルダー保護を設定することがリスクを軽減する最も簡単な方法かもしれません。

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