
Raspberry Piはオーディオファンにとって第一候補ではありません。コンポジットジャックはノイズが多く、HDMI出力は良質ですが本格的なオーディオ愛好家には不向きです。この欠点を補うため、サードパーティ企業のIQaudioは長年にわたり、本格的なオーディオ愛好家向けのHATボードシリーズを販売してきました。現在、IQaudioはRaspberry Piとそのボードシリーズに加わり、Raspberry Pi製品ラインナップに加わっています。
画像
1
の
4

IQオーディオDAC+
IQaudio は 2015 年から Raspberry Pi コミュニティに参加しており、同社のボード製品である IQaudio DAC+、IQaudio DAC Pro、IQaudio DigiAmp+、IQaudio Codec Zero は現在、公式の Raspberry Pi アクセサリとなっています。
20ドルのIQaudio DAC+は、最も安価なオーディオハットです。最大24ビット192KHzのデジタルオーディオをサポートし、ステレオフォノとヘッドフォンジャックを介して出力を提供します。IQaudio DAC Proは5ドル高く、同じ出力を提供しますが、より高品質のDACを備えています。専用のオーディオアンプボード、HATのHi-Fiが必要な場合は、IQaudio DigiAMP+がパッシブスピーカー用にチャネルあたり最大35Wを提供します。最後のボードはIQaudio Codec Zeroで、名前が示すように、これはRaspberry Pi Zero用に設計されたボードです。このオーディオI/Oハットは、入出力のスイスアーミーナイフです。MEMSマイクが内蔵されており、Alexa、Google、Mycroftなどの独自のホームアシスタントを構築するのに役立ちます。また、外部マイクと最大1.2W 8オームのモノラルスピーカーもサポートしています。
IQaudioボードはRaspberry Pi認定販売店からご購入いただけます。IQaudio Codec Zeroは2021年に発売予定です。
Tom's Hardware の最高のニュースと詳細なレビューをあなたの受信箱に直接お届けします。
レス・パウンダーは、トムズ・ハードウェアのアソシエイトエディターです。クリエイティブテクノロジストとして、7年間にわたり、老若男女を問わず、教育と啓発のためのプロジェクトを手がけてきました。Raspberry Pi Foundationと協力し、教師向けトレーニングプログラム「Picademy」の執筆・提供にも携わっています。