ここ10年ほど、Raspberry Piを使ったクールなレトロゲームプロジェクトは数多くありますが、時折、このような見たことのないような作品に出会うことがあります。ゲームボーイXLはまさにその名の通り、あの懐かしい携帯ゲーム機の巨大版です。そして、このゲームボーイXLは、私たちのお気に入りのシングルボードコンピュータ(SBC)の一つ、Raspberry Pi 5を搭載しています。
初代ゲームボーイは、その巨大さで知られ、しばしば「レンガ」と呼ばれていました。しかし、シャルマ氏はそれで満足しなかったようで、デザインをさらに改良し、最終的にこの記事に掲載されているような巨大な本体にたどり着きました。ゲームボーイXLは初代に似ていますが、はるかに高性能です。Raspberry Pi 5を使えば、ゲームボーイのゲームをエミュレートするのは非常に簡単です。DOOMやPS2のROMなど、他のゲームもプレイできるのが、このゲームボーイの真価です。
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Sharma氏はこのプロジェクトにPi 5を使用していますが、もし同じものを再現したいのであれば、Pi 3 B+やZero 2 Wといったもっと小型のデバイスでも構いません。Pi 5を使用するメリットは、PS2などのより多くのゲーム機に対応できることです。Piは、オーディオ出力スピーカーを内蔵した7インチLCDスクリーンに出力します。ハードウェアは、Sharma氏がこのプロジェクトのためにFusion 360で設計した3Dプリントシェルに収められています。Ender 3でプリントされ、机の上に簡単に立てられるスタンドが付属しています。
シャルマ氏は、RetroArchをベースにしたエミュレーションOSであるRecalBoxをオペレーティングシステムとして採用することにしました。RecalBoxにはすぐに使えるゲームがいくつか付属しているため、Raspberry Pi OSを使ってRetroArchをゼロからセットアップするよりも、少し早く立ち上げることができます。
この Raspberry Pi プロジェクトの実際の様子を詳しく知りたい場合は、Hackster で確認してください。
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アッシュ・ヒルは、Tom's Hardwareの寄稿ライターです。趣味の電子工作、3Dプリント、PCの分野で豊富な経験を有しています。彼女は今月のRaspberry PiプロジェクトやRaspberry Piに関する日々のレポートの大部分を担当し、あらゆるテクノロジー製品のお得なクーポンやセール情報も探しています。